写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

44  ヴィックスベポラッブ

    昨日は、浅田飴の「パッション」味を求めて10軒以上のドラッグストアを渡り歩いたのに、ついに入手できなかった、という話を書きました。風邪気味なのに、何をしているのか、と自分でも思ってしまうのですが、こういうことをやってしまうこだわりの強い人なのですね。

 

 ということで、風邪を引いたら「浅田飴」に「葛根湯」に「ルル」まで買い込み、卵酒を作って飲む、という日々になって散財するのですが、実はもう一つ、本当は欲しいものがあります。それが「塗る風邪薬」、「ヴィックスベポラッブ」です。しんどいときに胸や首筋に塗ると、スース-して、気のせいか楽になります。吸入効果もあるらしいです。

 

 以前はうちにチューブ式のものがあったのですが、使い切ってしまいました。それでこの「ヴィックスベポラッブ」を探したのですが、以前使っていた、チューブ式のものが見つかりません。

 

 ということで、ネットで検索したところ、今はチューブ式のものではなく、プラスチック容器に入ったものだけになっているのですね。

 

 で、近くの大型スーパーの薬売り場を改めて探したら、意外にも簡単に見つかりました。昨日記事にした浅田飴の「パッション」味と同様、幻の製品になっていたのか、と思っていたのですが、案外近くにあったわけです。

 

 ですが、この製品、改めて購入するため調べてみたり、実際に手に取ってみると意外なことにいくつか気づきました。

 

 一つ目は、今まで「ヴェポラップ(p)」であると信じていたのですが、そうではなく、「ヴェポラッブ(b)」なのですね。英文表示では「Vaporub」となっていました。

 

 二つ目はいつの間か大正製薬から発売されるようになっていたのですね。以前は「日本ヴィックス」という会社があったように思うのですが。調べたらやはり大正製薬に事業譲渡されていました。最近、おなじみの製品でも、いつの間にか製造元や販売元が変わっていることがありますが、これもそのひとつなのですね。でも販売が継続されているだけでもよかったです。

 

 三つ目はこの製品、てっきり「医薬品」だと思っていたのですが、なんと指定医薬部外品なんだそうです。でも一応、効能は書いてあります。「医薬部外品」でも「効能」はあるのですね。

 

 四つ目が、驚いたことに、製造国がなんと「インド」となっています。もともと外資系の薬だとは思っていましたが、まさかインドでつくっているとは。いわれてみればなんだかインドっぽい気もしないではありません。

 

 この「ヴィックスベポラッブ」、なかなか不思議な製品になってしまっています。なんだか不思議に思いながらも、こうしてつけてスースーさせて気休めに使っているのです。