先日来、「浅田飴」にハマっている私です。飴と言っても医薬品なので結構値段が高く、散財していますが、どうも喉の調子が悪いので仕方ありません。
で、今回は土曜日に購入した「ニッキ」味をなめてみた感想を書きます。
この「ニッキ」、子供の頃、それも幼稚園か小学校低学年の頃になめたことがあるようなかすかな記憶があるのですが、そのときの印象が悪く、「妙に甘ったるい」という感想を持っていました。それ以来、浅田飴を購入する機会は何度もありましたが、いつも「クール」味ばかりで、「ニッキ」味を買うことはありませんでした。
ですが今回、喉が痛いので浅田飴をやたらになめているうち、久しぶりに「ニッキ」をなめてみたいと思うようになりました。そうして3軒目のドラッグストアで無事入手できた、という次第です。
「ニッキ」の缶を開けてみます。この浅田飴、意外と使用期限が長く、2027年7月までになっています。もったいないので次に風邪を引く機会までとっておこうかとも思いましたが、ブログのネタにするため購入したのですから、思い切って封を切ります。
飴玉は濃い茶色です。ニッキというのは「シナモン」(肉桂)のことでしょうが、京都の八つ橋にも使われていますね。
なめてみると第一印象はやはり「甘ったるい」でした。ところが、なめていくうちにその甘ったるさが気にならなくなってきました。数年前に浅田飴はシュガーレス化したそうで、「シュガーレス」と表示されており、意外と甘さ控えめです。和風の上品さすら感じてしまいます。正直、そこら辺の店に売っている「ニッキ飴」より断然おいしいのです。
値段はずいぶん高いし、一応「医薬品」ですから嗜好品として日常使いする訳にはいきませんが、ニッキ味をなめてみて改めて感じたことは、浅田飴、薬というよりも、妙に「飴」としての完成度が高いように思うのです。
通常の飴であれば、袋や缶に入っている飴をなめているうちに口の中が甘ったるくなり、飽きがくるのですが、浅田飴の場合、あまり飽きが来ません。とくに「パッション」と「ニッキ」は、最初こそ「ビミョー」と感じるのですが、なめているうちに好きになる、後味がよい、という印象です。だからハマってしまったのかな、と思いました。
今回、「ニッキ」味は「ツルハ」以外には置いてある店がありませんでしたが、そんなに虐待しなくてもいいのに、と感じました。まあ、それでも一缶目は「クール」か「パッション」を買ってしまうと思いますが。
<まとめ>
クール やはり定番だけあって安定の味。口の中がすっきりしますね。
パッション なめる前にイメージしていたフルーティーさよりクールに近い風味を感じ、イメージを裏切られます。はじめは「ビミョー」と思ったのですが、慣れてくるといちばんおいしいかも…。なめた後の「またなめたい」感がいちばん強かったです。
ニッキ 意外と甘さ控えめ。上品な「和」を感じる味で、クールに飽きてきたときの味変用によいと思われます。下手な和菓子よりニッキの風味をうまく生かしているかも。ただし、クールさはありません。