ホテルに着いてひと段落しました。今度は夕食を食べなければなりません。ですが、この日一日、ぼったくりにトラブルに妙なマッサージと、おやおやと思うことが多く、これから夜の街に出かけて何かを食べよう、という気がおこりませんでした。
ホテルにチェックインするとき、このホテルの一階がバーのようになっていました。フロントがバーのカウンターみたいなところだったので、ここはレストランですか?と聞くと、そうだ、ということでしたので、ここで食べることにしました。
注文したのは、「フォー・ボー」という牛肉麺です。フォーを食べるのは2回目ですが、朝のブンチャーも含め、麺類ばかりです。これはこの後も続くことになります。
値段はホテルの中なので少し高く、8万ドンでした。飲み物付きでしたが、ウェルカムドリンクでもらった紫のお茶と同じものだったようです。
部屋に戻り、テレビをつけるとNHKが映りました。ホテルの備品は、歯磨き、それに櫛、綿棒、備え付けのシャンプーとソープ。このホテルは他のホテルより高かったのですが、社会主義国だからか、偶然なのか、置いてあるものは全く同じでした。
この日泊まったハノイ駅前のホテルは、一等地で比較的新しそうな建物だったのと、部屋のデザインが若者向けで垢抜けている、という感じで、それが値段の差につながったのかな、という程度の印象でした。
明日の朝の列車の出発が早いのでこのホテルにしたのですが、出発時間が気になって あまり眠れませんでした。