写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04 福岡行きと有珠山噴火などの感想(2000年3~4月)

   2000年春の福岡行きの感想です。といってもこのときは、結局実家に親の様子を見に行く程度で終わりました。あと、このとき北海道では有珠山の噴火があったのですね。それで室蘭線がストップし、函館山線での迂回運転が行われていました。ということで旅行の感想と言うよりは、函館山線迂回運転についての感想などが残っていました。

 

 あれから20年、だいたい有珠山は20~30年に一回の噴火と言われていますね。3回前が太平洋戦争中の1943年~45年にかけて。昭和新山ができたときです。次が1977年。ということは30年ほどあいていますね。その次がこのときの2000年。不吉なことを言うようですが、もうそろそろ、10年以内にまた起きないですかね?

 

 JAS日本エアシステム)なんて言う航空会社もなくなってしまいました。結局ただ一回の搭乗になってしまいました。(追記:後で気づきましたが、もう一回福岡~千歳便に乗っていました。)

 

 以下は基本的に当時書いた感想です。

 

   函館山線迂回について

 昔は山線と室蘭線はほぼ同格だったのにこんなに差がついていること自体おかしかったわけです。定期特急も1往復ぐらいはあった方がいいように思います。勾配やカーブがあるといっても、283系を改良して勾配でスピードが落ちないような車両を作れば、距離は短いのですから、どうにかなると思うのですが、素人考えでしょうか?

 

 ちなみに昭和36年の時刻表で両線を比較すると、<山線経由>急行大雪・アカシヤ・まりも・はまなす室蘭線経由>急行石狩・すずらん、となっていて山線優位ですが、39年になると逆転し、<山線経由>急行ライラック・まりも<室蘭線経由>特急おおぞら・急行石狩・アカシヤ・「オホーツク・摩周・宗谷(併結)」・すずらん・たるまえ、という具合になります。これ以後差が開いていったのでしょう。ちなみに「ライラック」「アカシヤ」の函館~札幌の所要時間はそれぞれ4時間58分と5時間6分でさほどの差はありません。後の特急「おおぞら」「北海」の差も20分程度です。

 

 函館山線は旅客輸送では工夫次第で室蘭線と遜色ないくらいになる可能性がありますが、貨物輸送ではやはり輸送力で問題があるでしょう。室蘭線あっての貨物輸送ですね。室蘭港から函館または青森に連絡船を走らせるというのは無理でしょうか?廃止になってからもう12年(当時)ですし、今更無理ですかね。

 

 福岡のお土産について

 配布用の福岡みやげとして「博多の女」というお菓子を買っていきましたが、それとは別に「鶏卵そうめん」というのを買って自分で食べました。卵黄を沸騰させた糖蜜に入れてそうめん状にしたもので、「日本三大銘菓」の一つだそうですが、なんか最近、妙に気に入って福岡に行くと買っています。べたべたするので人に配るのには適していません。

 

 郵便局めぐりについて
 今回の福岡行きでは、中央局めぐりができませんでしたので、駅前の博多郵便局実家の近所の郵便局、福岡空港の郵便局で貯金をしました。博多局は他都市の中央局並みの大規模局ですが、ハンコの押し方はいまいち。残りの二つはまずまずの押し方でした。空港局の若い女の係員は大変愛想が良く、このところ若い女の局員嫌いになりかけていましたが、見直しました。