写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

03 福岡から千歳までJASで帰る(2000年4月4日)

 帰りはどうしたか、という話ですが、結局何のことはない、インターネットを見て直行便で千歳まで帰ることにしました。

 

 JALが31000円、JASが30700円、ANAは特割がなく44000円の正規運賃の設定しかありませんでした。マイレージを稼げるANAに乗りたいのですが、これではJALかJASということになります。で、結局いちばん安いJASに乗ることにしました。JAS(注・当時あった日本エアシステム)は初乗りです。

 

 実家のパソコンで見たので、インターネット予約に不安があって、博多駅で買うことにしました。ところが女の係員は「正規運賃しかありません」という返事。「あるはずですけど」というともう一度端末を見て、「ありました」とのこと。最近航空運賃が複雑なうえにころころ変わるので旅行会社の係員もついていけないのでしょう。あらかじめ調べておかないと1万円以上も損するところでした。でもスカイマークと2700円しか違わないので、直行便でもいいかな、という気がしました。

 

 当日は、空港の売店ラーメンを買い、帰宅してから食べましたが、インスタントに毛が生えた程度でした。あとおみやげ用に「鶏卵そうめん」というお菓子を買ってきました。

 

 飛行機に乗ってみるとガラガラ。10%いくかどうかの搭乗率でした。春休みの繁忙期なのに20人いるかどうかです。乗員は7~8人もいますからもったいないです。やはりJASは人気がないのでしょうか?よく揺れたので怖かったです。JASにして失敗したかな、と思ったくらいですから。ちなみにスカイマークは案外上手な操縦です。おそらく定年退職した機長でも雇っているのでしょう。ジュースとコーヒー両方もらいました。

 

 北陸上空まで雲で下が見えませんでした。大体いつも西日本はきれいに見えないことが多いです。晴天率が低いのでしょうか?有珠山らしき山も見えましたが、噴煙が上がっているのかよくわかりませんでした。以前、阪神大震災の翌日に伊丹空港から飛行機に乗ったことがありますが、このときもよく様子が分かりませんでした。飛行機から観察するというのはなかなか難しいものですね。

 

 着陸時、いったん追分とか栗山とかの上空をぐるっと回って着陸するコースでしたが、あれはどうも好きではありません。まっすぐ苫小牧からつっこむコースの方がいいです。2時間ちょっとで行きますから速いものです。