写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

24 筑肥線跡探訪とJASで帰着(2001年1月10~11日)

 旅行記番外編のようなものになってしまいますが、韓国から帰った翌日(1月10日)懲りもせず、筑肥線廃線跡探訪をしました。時刻表を見ると気づくのですが、筑肥線は地下鉄とつながっていて、不自然な線形です。実は昔は博多駅とつながっていたのですが、地下鉄ができたときに廃止になってしまったのです。前から気になっていたので探訪する事にしました。

 

 それらしきところをウロウロしたのですが、川のところですぐそばに二本も橋が架かっているところを発見。これは不自然です。もしや、と思ってそこから鹿児島本線の方に近づいていくと、緑道公園になりました。こういうところは確実に廃線跡です。しばらく行くと筑前簑島駅跡が現れて、ホームの一部と駅名標が残っていました。それからしばらく行くと鹿児島線が現れました。

 

 今度は逆方向に向かいます。ところがトイレに行きたくなってしまいました。ところが近くの児童公園には公衆トイレがなく、仕方なく一度タクシーで天神のデパートに行ってトイレに行き戻ってきました。馬鹿なことですが仕方がありません。

 

 しばらく行くと、いつも博多駅に行くとき通る通りにぶつかりました。ちょうど一蘭というラーメンの有名店の脇をすり抜けていたのでした。何だここを通っていたのか、と思いました。ついでですからここでラーメンを食べます。650円だかで博多ラーメンの割には高かったです。あらかじめ味をアンケート用紙に書いて調整するシステムです。味はもちろんおいしいですが、大感動というほどでもありません。小汚いし、のれんでつくっているところは見えないようになっています。あやしい店でした。

 

 ここから先は広い道路になっていて、曲がり具合から線路跡だとわかりますが、何も残っていません。筑前高宮駅跡もどこかわからずじまいでした。

 

 あきらめて歩いて家に戻りましたが、かなりアップダウンがあって道も当てずっぽうに歩いたので、かえってこちらの方が面白かったです。でも寒かったです。

 

 もうこの際、旅行記を片づけてしまいますが、1月11日JAS福岡発11:00の飛行機でした。小型の飛行機で、吹雪の中千歳に着陸しました。これでようやく終わりです。

 

 次回からは補足と感想を掲載します。