写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

08  妙心寺・広隆寺(2004年1月7日)

 2004年の古旅行記の続きです。

 

 等持院を出て嵐電等持院駅に戻ります。行くときはずいぶん迷ったのに戻るときにはあっけなく駅が見つかりました。大体そういうものです。でもこのあたりは落ち着いた住宅街で住みたくなりました。京都でも東山界隈は落ち着きないですが、嵐電沿線は山の手風で穏やかな暮らしができそうです。スーパーや大型書店はなさそうですけど。でも北野白梅町駅前に大きなスーパーがありましたから困らないんでしょうか?

 

 竜安寺は前回の京都訪問時に見ましたから、竜安寺道駅は通過して、妙心寺駅で降ります。妙心寺は前回も訪れたのですが、どこを見ればいいのかわからずただ行っただけでしたので心残りでした。嵐電の一日券を持っているので、これを有効に使うためにも再訪することにしました。

 

 この寺もマイナーですが、等持院と違って規模はかなり大きいです。臨済宗寺院らしく白壁と石畳の道の両側に塔頭寺院が並び、ここも実にいい雰囲気です。今回はまず退蔵院という塔頭に行きます。ここには如拙の「瓢鯰図」があると言うことでしたが、どこかわかりません。どうせ模写で本物は見せてくれないわけですが、それでも気になってあちこち歩き回りようやく見つけました。

 

 苦労して見つけた割にはちらっと見るだけです。絵画や障壁画の名品は本物ではなく模写がおかれていることが多いですし、どれが模写でどれが本物かということも素人では区別つきません。庭は例によって禅寺の枯山水ですが、ここも客は少なく、落ち着いてみられました。

 

 次に妙心寺の中心である法堂を見ます。ここは案内つきで20分ごとに集合することになっています。前回はここの拝観はやっていませんでした。1時の回に間に合うように退蔵院から出てきたのですが、受付がわからず、まごついてギリギリ間に合いました。この法堂の天井画が狩野探幽筆の竜の絵です。なかなか凄みがあります。そして日本一古いという鐘、浴室とセットでおばさんが説明してくれます。これもなかなか興味深く、再訪してよかったと思いました。

 

 嵐電妙心寺駅に戻り、帷子ノ辻駅まで行って乗り換え、路面区間を少し走り、太秦まで行って広隆寺を見物します。こうして数駅ごとに乗ったり降りたりしてお寺巡りをするのもなかなか楽しいものです。広隆寺の寺自体は意外にも大したことはありませんでした。霊宝殿というところが有料区域です。入場料少し高め。700円だったと思います。ここは飛鳥仏の代表格、半跏思惟像があります。行ってみるときれいな仏さまで本当に飛鳥時代のものかと思ってしまいます。

 

 太秦駅に戻り、また嵐電嵐山に向かいます。何度もちょっとずつ乗ったのでいつ乗ったか覚えていないのですが、2回ぐらいレトロ風電車に行き当たりました。