写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

09  長万部の水柱を見物に行く<その3>~長万部のチキンカリーを久しぶりに食べる(2022年9月10日)

 水柱見物は終わりました。わざわざ一部区間を特急に乗って行ったのは、お気に入りだった「グラス」という洋食店チキンカリーを食べるためです。水柱見物だけであればわざわざ行かなかったかもしれませんが、この店に久しぶりに行きたかったこともあって、長万部まで行ったのです。ただ、この店、たまに気まぐれで休む時があるのと、12時過ぎだったので混んでいないか気になっていたのですが、開いていて、適度な混み具合でした。

 

 名物の水を使わないで作るという「チキンカリー」を注文。やってきたので食べます。ねっとり系でチキンが細かく裂かれて入れられており、多分ショウガとチリペッパーが効いているのだと思いますが、かなり辛いカレーです。

 

 でも私はスープカレーのようなさらさら液体系のカレーよりこういうねっとりルーのカレーが好きなのです。こういうタイプのルーカレーは札幌でも見かけません。多分年一回程度しか食べられませんから、ありがたく味わっていただきます。久しぶりにここのカレーを食べて満足でした。キャンディーをもらって店を出ます。

 

 一方、長万部には駅前に「合田」というそば屋もあります。この店は折り詰めそばが名物なのですが、この店は数年前から休業することが多くなり、今回も休業していました。店主が体調不良なのでしょうか。ついでに折り詰めそばも買って車内で食べようかな、と思っていたので残念です。

 

 音威子府もそうですが、駅そばの有名店が高齢化でなくなりつつあります。長万部のそば屋の店主はそう高齢でもなさそうでしたが、大丈夫なのでしょうか?

 

 まだ次の山線の列車まで一時間近くあります。駅の待合室は結構埋まっていて座りにくい雰囲気。水柱をもう一度見に行くまでもありませんので、に行きました。砂浜に何人かいます。裸で寝そべっていたおじさんがいて、目が合って気まずくなり、退散。駅にもどるとき、まだ30分以上前なのに改札の案内放送が流れてきたのでびっくり。普通は10分前なのに。ということであわてて駅に戻りますが、待合室も混んでいたので、これでは座れないかもしれない、と思います。

 

 改札を抜けてホームに出るとやはり2つの乗車口にすでに各18人程度の人が並んでいます。新型の「DECMO」(H100形)クロスシートの分が少なく18人分の席しかありません。ロングシートの分を加えても30数人分の席しかないでしょうから、これでは座れるかどうかあやしいです。クロス席は諦め、とにかくロング席でいいので座れることを目指します。13:10頃、一両編成の「DECMO」がやってきました。乗り込んでロング席を確保。やはり立席者が出ます。中高年の旅行者が多いですので、座席を確保したものの、目の前に老夫婦が立っていてどうも居づらいです。