写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

39  体育のトラウマ

 今日も職場で気疲れして、早退して帰ってきました。コメントに「体育会系の雰囲気があるのでは?」と書かれました。それだけが原因ではないのですが、思い出したことがあります。

 

    私の場合、「スポーツ」にこだわりがあって、「体育のトラウマ」とでもいうものがあります。小学校1年のドッジボール大会で、「今日を楽しみにしていた人?」と聞かれて、みんな手を上げるのに私だけ手を挙げなかった、どうしてみんなこんなものを楽しみしているのだろう、と思ったことがあります。

 

 あまり愉快でない思い出を書き連ねるのは精神衛生上よくないのでしょうから、今回は具体的は書かないことにしますが、子供の頃は体育やスポーツでずいぶん苦労し、嫌な思いをしました。今思えば一種の発達障害的なものがあったのかもしれません。すくなくとも、かなり極端な「運動音痴」であったことは間違いありません。

 

 実は、大人になってから何とかしようとあれこれ思ったり、実行したこともあったのですが、やはり努力してもどうにもならないものがあるのだ、ということはわかりました。

 

 それでも老年にさしかかってきたので、だいぶ和らぎましたが、「体育のトラウマ」がだいぶ薄れるまで20年ぐらいかかりました。時々私と同年齢、あるいはそれ以上の年齢になってもいろいろなスポーツをやっている人を見かけますが、よくやるなあ、と思います。

 

 ということで、私はスポーツ一般にネガティブな視線を持ってしまうことは確かです。障害者でもないのに他人と一緒にスポーツが楽しめない、ということは私の価値観にもっとも強い影響をもたらしたものかもしれません。

 

 またいずれ、もっと具体的にこのことについて書くかもしれません。でもこういうことはなかなか書くのが難しいですね。