写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04  比叡山延暦寺・日吉大社(2005年8月10日) 

 翌8月10日、京都見物の日です。今回は京都といっても滋賀県近江方面に行くことにします。洛東、というにはちょっと離れすぎでしょうか。泊まったホテルは大浴場が自慢なんだそうで、早朝私も入ってきました。珍しいことです。

 

 さて、荷物をどこに置こうか迷いました。ホテルか、七条駅か、三条駅か、京都駅まで出るか・・・。京阪電車とJRが連絡していないので困ります。結局ホテルから歩いて七条駅におくことにしました。8:00頃出発。もう一度戻ってこなければいけないので時間のロスですが、仕方ないです。

 

 七条駅から京阪電車に乗って出町柳駅まで。そこから地上に出て叡山電鉄に乗ります。それで八瀬比叡山口駅まで。そこから少し歩いてケーブル八瀬駅から陰気なケーブルカーに乗ります。終点(ケーブル比叡)で一度降りてロープウェイ(ロープウェイ比叡)でに乗り換え。比叡山に着きます。

 

 すぐバス停があるのかと思いきや、歩いて5分ほどかかります。しかもシャトルバスの始発は10:00。2~30分ほど待たねばなりませんでした。もっと早起きしてくればよかったかな、と思ったのですが、これでは意味がありません。これでよかったわけです。

 

 比叡山頂からバス延暦寺バスセンターまで。ここが延暦寺の「東塔」といわれるあたりで根本中堂はここにあります。入場料を払うとき、西塔、横川セットで550円、宝物館込みで850円となっていてどうしようか迷っていると、おばさんが「550円」というのでその金額を払ってしまいました。延暦寺の中心である根本中堂には、中学のとき修学旅行できて、説教を聞かされた覚えがあるのですが、今回の印象はそのときとも写真とも微妙に違っていました。どこがどうということもないのですが。

 

 東塔方面に行ったあと、せっかくだから宝物館も見ることにしました。お金を別に払うので損していますが、要領が悪いので仕方ありません。しかし仏像の鑑賞眼がないし、早速疲れて無駄だったかも知れません。

 

 三カ所共通の券を買わされたので、横川・西塔を見るか迷いました。これははじめ見ない計画で、まっすぐ下に降りて醍醐寺に行くつもりだったのですが、共通券というとなんか行かなければ損という気がしてきて、結局バスに乗ってまず横川中堂、つづいてバスに乗り西塔(釈迦堂)を見てきました。行ってみるとどうということはなかったです。

 

 予定していた醍醐寺など洛南めぐりは別の機会に回したのですが、せっかくだから行ってよかったということにしておきましょう。横川に行くときにバスのフリーきっぷを買ったのですが、それには延暦寺入場料の割引券がついていました。入場料を払った後に切符を買ったのでこれまた損でした。

 

 西塔から東塔までバスで行き、そこから少し歩いてまたケーブルカーに乗ります。今度は滋賀県側の坂本に行くケーブルカーです。こちらはきれいで明るい感じでした。日本一長いケーブルカーだそうです。

 

 ホテルで聞いたとき、坂本から行くようにいわれたのですが、どうも比叡山滋賀県側から行った方が本筋で料金的にもお得なようです。京都側から行くのは裏筋なのですね。坂本まで降りて、ついでですから日吉大社に行きます。ここは神社にしては珍しく入場料を取りました。東本宮と西本宮があってその他いろいろな社があります。ガキが川の中で遊んでいました。