写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

05  三井寺・石山寺と岡山まで(2005年8月10日) 

 日吉大社のあと、昼食を食べようと思って古いそば屋に入りました。2軒あって、片方はなぜかはやっていますがもう一軒は空いています。私は混んでいるのが嫌いなので空いている方に入りました。ざるそばを食べて京阪電車坂本駅に向かいます。ここでフリーきっぷを買います。ですが今は京阪京津線は途中から地下鉄になってしまったので大津市内のみのフリーきっぷでした。

 

 電車に乗ると豪雨。昨日東京で一瞬の雨のために買った傘を捨てられず、ロッカーにも入らないので仕方なく持って歩いていたのですが、比叡山は天気がよかったのに何なんだ、と思います。でも役に立ちました。最近本州の方(特に大都市)で真夏にこういう突然の短時間の豪雨に出合います。熱帯のスコールのようですが温暖化のせいなのでしょうか?電車を降りる頃になると小降りになりましたが、それでも降っています。

 

 今度は三井寺駅で降りて、三井寺見物です。どうも裏口から入ったようでした。それでも観音堂、三重の塔などを見ました。観音堂前では琵琶湖が一望できる景色のいいところがあったのですが、雨なのでさっさと退散します。金堂は修理中でしたが、中には入れました。

 

 京阪電車三井寺駅に戻って、今度は石山寺。ここも中学のとき一度来たことがあります。このころには雨はやんでいました。石山寺駅から結構歩かなければなりません。石山寺の本堂、源氏の間(紫式部源氏物語を書いたという)をみて、ついでに追加料金を払って内陣も見ましたが、どうということはありませんでした。あと多宝塔を見ます。

 

 紫式部銅像があるというところまで歩いていきましたが、妙に殺風景なところに建っていました。帰り庭園を歩きましたが、雨の後で石が滑りそうで石づたいに歩くのはやめました。

 

 石山寺というのは石の上に建っているのでそういうのだそうですが、その石というか岩はうっかりしていてしっかりとは見ませんでした。ちらっとは見たようですが。

 

 駅に戻る途中、良さそうな店があったのでひと休憩冷たい抹茶とお菓子を頼んだらそのお菓子は売り切れ。そこでお勧めの菓子を頼んだら、これが結構美味でした。冷房も効いていて、なかなかよかったです。

 

 京阪石山寺駅に戻って電車に乗り、浜大津で乗り換え。これで三条に向かいます。この電車は大津市内は路面電車で、途中で専用軌道に入り、京都市営地下鉄東西線になるというなかなか愉快な電車です。京都市内の一部分と、かつて京都市内も路面走行をしていた時代には乗ったことがあるのですが、全線は初めてでした。

 

 はじめの計画ではフリーきっぷの終点の御陵駅で乗り換えて醍醐寺に行くつもりだったのですが、延暦寺で時間をとってしまい、もう5時ですし、これは中止。そのままの電車で京阪三条まで行き、乗り越し運賃を払い、京阪線の特急の二階席七条まで行こうと思ったのですが、なぜか混んでおり、座れませんでした。七条で荷物を取り出し、ちょっと大変でしたが歩いて京都駅まで行って、地下街の昨日とは別の洋食店で食事。ここは昔一度入った店です。

 

 それで京都駅の伊勢丹をちょっと見て、18:55京都発ののぞみ85号で岡山まで。岡山着20:02。山陽線に乗り換えて20:10(実際はダイヤが乱れていて出発が遅れた)発の電車で20:16庭瀬着。(これも当然遅れています)ここからタクシーで実家に向かいます。