写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

19  2日目昼 ソウル東大門地区をさまよう<その1>(2023年8月1日)

   京東市場を出て、祭基洞駅に戻り、また地下鉄1号線に乗って今度は東大門駅に出ます。

 

 ソウルの地下鉄ですが、全面ホームドアが設置されています。ところがこのホームドアと車両のドアの隙間から、熱風が吹き付けるのです。それだけ外気が暑いということでしょうが、こんな地下鉄はここだけでした。

 

 東大門駅について、外に出ると、東大門が見えます。ボーイ(ガール)スカウトの大会があるらしく、派手な服を着た西洋人の団体に何度か出くわしました。帰国後に報道で知ったのですが、この夏、韓国で「ジャンボリー」があったそうですが、不手際が多くて不評だったようです。

 

 このあたりでお昼すぎ、昼食をとろうかと思います。あと、荷物を減らすため、服は最小限しか持ってきていません。このあたりで服を買おうと思います。

 

 靴ばかり売っている店が並ぶアーケード街がありました。アーケードがあると多少涼しいです。ビルの中の衣料の市場もありましたが、夏休みの店が目立ちます。どうも8月初旬に夏休みをとる店が多いようです。あと、冷房が効いているカーテンなどを売っているビル内の市場というか、卸売店でしょうか、そういうものもありました。さらに以前行った焼き魚屋が並ぶ通りなどを通ります。

 

 この東大門地区、いろいろな市場や専門店街がごちゃごちゃと並んでいて、いつも道に迷うところです。迷うのも面白いのですが、今回は足が痛いです。鍼治療でいったん治った感じがしましたが、実は私は靴下がもともと苦手な上に、夏に靴下をはくとゴム跡がひどく痒くなるのでこの日、靴下をはかずに行動していました。それで靴擦れが起き、それをかばって歩くので、また、足そのものも痛くなったようです。

 

 それに、どこをどう歩いているかわからなくなったので、携帯で位置確認をすると、東大門地区の中心から逆に向かって歩いていることがわかりました。ということで戻ります。携帯は地図機能だけでなく、現在地がどこで、どちらを向いて歩いているのかわかるのでやはり便利だなあ、と思います。

 

 歩き疲れ、清渓川の橋の上で休憩します。ここに全泰壱という少年工の銅像があります。1970年だったか、劣悪な労働条件に抗議して焼身自殺をした、という人物です。