写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

16  2日目午後 タクシーで目的地に行ってもらえず苦労する(2024年1月6日)

    しつこくついてくるバイクタクシーの運転手を振り切って、しばらく歩き、今度は道端に車を停めてグターッとしているタクシー運転手に声をかけてタクシーに乗ります。このタクシーは、「G7」という会社で、ぼったくりがない会社のタクシーだというふうにガイドブックやインターネットに書いてありました。そこでこれに乗ります。声をかけてくるタクシーではなく、停まっているタクシーに乗ったほうが無難なようです。乗ると、ちゃんとメーターがついていて、安心しました。

 

 「ロンビエン市場」というところに行ってみようと思います。ところが、目的地である「ロンビエン」が通じません。地図を見せても要領を得ません。運転手は、携帯で日本語のできる人を呼びますが、これも要領を得ません。でも運転手は、なんとか納得したらしく動き出します。携帯の地図を見ると、ロンビエンの方向に向かっているので、大丈夫だと思います。

 

 ところが、タクシーはロンビエンの手前で、ホン川にかかる大きな橋を渡り始めます。私の向かっているロンビエンは橋の手前です。「違う、違う、リターン」と言います。

 

 どうやら運転手は、発音の似た川向こうの「ロンビエン」という別の町に行こうとしていたようです。橋を戻って、私が自分の向かう「ロンビエン」の方向を指で示すと 運転手は、「ロンビエン」ではない、「ロンビエン」だ、と発音を訂正しますが、私には区別がつきません。

 

 タイでも経験しましたが、固有名詞の地名を目的地にする場合、理解してもらうのがなかなか難しいようです。地図の読めない運転手の場合、スマホで示しても難しいようです。これがタクシーに乗るときの課題ですね。結局、ぼったくりではない正規料金だったのですが 9万5千ドンになってしまいました。なお、タクシーのメーターは「95」と表示されてました。わかりにくいです。

 

    橋のたもとのゴミゴミしたところで降ります。