写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

13 姫路駅のえきそばほか(1999年8月9日)

 岡山16:21発の電車で姫路に行きます。山陽本線特集の雑誌を以前読んで気を付けていたのですが、この線、確かにやたらに曲線が多いのです。全線グニャグニャです。姫路着17:44。ここで以前から気になっている「えきそば」を食べることにしました。というのは、中学の時初めて食べたのですが、姫路駅の駅そばはラーメンがそばのつゆの中に入っていて、唐辛子をかけて食べるという代物だったのです。あれは何だったのだろう、と山陰行きの時姫路駅で思い出して、あのときは早朝だったので、今回試してみることにしたのです。

 

 よく見ると、店のところに「えきそばの由来」というのが書いてあって、正式名が「えきそば」というもので、戦後の代用食がそのまま生き残ったらしい、ということがわかりました。食べてみると確かにラーメンではなく、色は黄色いですが、うどんとラーメンの中間のような独特の麺です。暑いのに熱いそばを食べたので、余計暑くなりました。

 

 そのあと旅行センターで航空券を買いました。正規運賃だったので、東京~千歳26000円ぐらい。スカイマークの大阪便より距離は短いのに5000円も高いです。切符売り場で「ムーンライトながら」の指定券も頼みましたが、満席でした。実は「ムーンライト九州」の例もあったので、これまで何回もあちこちで頼んだのですが、いつも満席。並行して走る臨時列車の自由席に乗らざるを得ません。これでは混んでいるだろうなあ、と思いましたが、並んでなんとか座席を確保せねば、と思い、急いで出発することにしました。 

 

 18:28発の新快速姫路を発ち、 米原まで一直線です。1両目に乗ったのですが、新快速は速いです。ちょっと怖いくらいです。姫路駅で買った弁当も食べて、20:53米原着。20:55発で、大垣着21:29です。どの番線から出るかわからずまごつきましたが、みんなが行く方について行ったら、どうやらそのホームから出るようです。1時間半もホームに並んでいましたが、電車が来て乗ってみるとさほどの混雑ではなく、拍子抜けでした。懐かしい165系です。これで東京に向かうことになりました。以後は次回です。