写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

26 ブログ開始一周年にあたっての所感

 ブログ開始一周年にあたっての所感を書いていきます。

 

 このブログは、開設以来毎日更新を続けてきました。それが可能だったのは過去の旅行記録があり、これをリライトして掲載してきたからでした。ところが約20年前の貯金旅行記の掲載が終わってしまいました。もう少し旅行の記録は残っていますが、ネタ切れが近づいて来ています。

 

 できれば毎日更新を維持したいし、その作戦もあれこれ考えています。

 

 しかし、昨日も書きましたが、同時期に始めて毎日、それに準ずるスケジュールで記事を掲載し、読みあってきた「読者」さん達は撤退者が目立つようになりました。

 

 息切れは1年半目にやってくることが多いようです。今の私はちょうど一年。書きたいことはいろいろありますが、毎日更新のため粗製濫造気味です。写真やイラストを使わないで文字だけ書いて投稿していますので連続投稿が可能でした。文章も一応読み直すのですが、それでも読みにくいところ、誤字脱字、誤解されるところなどがあります。最初のころは訂正の指摘を期待していたのですが、皆さん忙しいようで、そんな指摘はほとんどありません。

 

 挫折される方はクオリティーの高い記事を志向されているようです。確かに読むと面白いのですが、連日このような記事を投稿しているのをみると、逆にこれでは続かないだろうな、とも思います。

 

 それよりも意外と自分のあれこれの思いを書き綴って投稿している方は、「やめようか」などと迷いながらも続けられるようです。

 

 私はこだわりが強く、クオリティーは低いのですが、連日投稿を続けてきました。ですが生活がブログに引っ張られつつあるのも確かです。半年前に買ったスマホはアクセス数チェックだけのための道具となりつつあります。家でもこうして記事ばかり書いています。

 

 自分の人生を晒すようなことも書くようになり、それでアクセスが増えるとか、収入が得られるとかならば、その価値もあるでしょうが、名前を出していないものの、調べれば私が誰か、わかってしまうくらいあれこれ個人的なことを晒して、それでこの程度か、という気持ちもあります。

 

 また、このブログは公開制限をかけていませんが、正直、これまでの人生で出会った人々のうち、「この人には読んでもらいたくないな」という人も存在します。読まれていないと信じて書いていますが、もし、このブログが突然閉鎖されることがあるとしたら、そうした人に読まれてしまった、ということに気づいたときかも知れません。

 

 あれこれ書き連ねる中で、人生のまとめ、という気もしはじめ、子供のころから30歳前後までの旅行記事、それに伴う雑記を書き連ね終えるともう人生もおしまい、という気がし始めています。まだ幼児期の話しか書いていませんが、自分の人生の価値、ってこれくらいのアクセスしかない価値だったのだなあ、と空しくなることもあります。

 

 私のブログはコメント数が極めて少ないのです。以前はときどきコメントをくださる方がいたのですが、ここしばらくはほとんどコメントがつかなくなっています。文字ばかりでとっつきにくい、内容も偏屈、ということなのでしょう。以前はクイズ的な記事を書いたら、いくつかお答えがもらえたのですが、数日前の「48局目はどこでしょう?」という記事は今のところ1人の方に無理にお願いして回答してもらった以外、回答がもらえず、へこんでいます。

 

 コメントがたくさんついているブログはいいなあ、と思う反面、あまりつくと今度はきっと炎上したり、コメントに対応しきれなくなるということも出てきそうです。後者は杞憂に終わりそうですが。

 

 今の気持ちは少数の人とうまくやりとりできればいいな、というものですが、ブログを卒業される方もおり、その交流もできなくなり、寂しくなることも幾度かありました。

 

 また、おっかなびっくり始めてみた、歌の記事や動画紹介の記事は、youtubeを見た感想や動画紹介を書いているのですが、こちらはリンク切れになることがあります。ときどきチェックしていますが、どうにもならないこともあります。他人が投稿した動画にあれこれ感想や自分なりの紹介を書いているだけの記事ですから、これは「他人のふんどしを借りる」状態になっていて、よくないのかな、と思いはじめています。

 

 もうしばらく、連続投稿を続けます。ですがそのうち不定期更新に移行した方がいいのかな、という気もしています。ですが不定期化すると、今度はポキンと折れちゃいそうな気もしますね。

 

 ブログとの付き合い方、もう少し考えなければならないようです。なかなか適度の記事、適度な読者、というのは求めても得られないものかも知れません。