写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

13  韓国短期留学6日目午後~教保文庫など(2003年1月10日)

 地下鉄2号線で聖水(途中止まりの電車に乗って乗り換えをしたのは前日でなくてこの日だったようです)、旧市街中心部の乙支路3街で降ります。ここの地下街は昔の韓国風の古くさい地下街です。

 

 本を買います。COEX地下街にも大きな本屋があったのですが、思うように本を探し出すことができず、前に行った韓国最大の「教保文庫」という本屋に行って見ることにしたのです。さすが韓国最大。それに買い物袋に「6年連続顧客満足第一位」と書いているだけあって、本の並べ方や店員の応対もいい感じがします。相当迷いましたが結局日韓辞典と写真の多い歴史の本を買いました。歴史の教科書はないかと思ったのですが、2月末から販売との張り紙がしてありました。COEXの本屋には高校生用の「教練」の教科書がおいてありました。なんか古本みたいでしたけど。

 

 ここに日本書籍コーナーもあるのですが、学校での先生との会話で「ソウルと北海道の田舎のどっちがいいか」という話になったので、地元の本屋とここの日本書籍コーナーのどちらが充実しているか、見てみることにしました。やはりソウルの方が勝ちのような気がします。

 

 今度は鍾閣という駅から地下鉄1号線に乗ります。この線は国鉄に乗り入れるので興味がありました。ソウル駅から地上に出て国鉄線に入り、漢江の長い橋を渡ります。なんだか平和です。今回かなり軍事的緊張感が薄れてきたなあ、という印象を持ちました。

 

 韓国の地下鉄に乗って気づいたこと。障害者が多いです。足を引きずる程度の人が多いので兵役のせいかとも思います。背が高い人が多いこと。180cm以上の人はざらで、180cm後半と思われる人もたくさんいました。男の人はまだ髪が黒いですが(一人赤い髪のバンド兄ちゃんがいましたが)、女の人は茶髪が増えてきたこと。それでも申し訳程度ですが。あと、以前は立っている人の荷物を見ず知らずの座っている人が持ってあげるという風習があったのですが、不可能になってきつつあるのか、見かけなかったことなどです。

 

 新道林駅で2号線に乗り換え。宣陵駅に戻り、歩いてホテルに戻ります。メル友氏から電話があり、あす迎えにくるとのこと。今日の夜は最初に行ったホテル近くのレストランでトガニタン(軟骨入りスープ、9000ウォン)を食べました。これもなかなかおいしいものでした。

 

 夜、テレビで「よい国運動本部」という世直し的バラエティーをやっていました。内容は今ひとつわかりませんでしたけど。この番組にコメンテーターとして、水野という韓国の大学で先生をしている人がでるのです。この人の本を読んだことがあるのですが、私と同じ年の生まれだとか。何であんなに韓国語ペラペラしゃべるんだろう、と思ってみていました。