写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

06  韓国短期留学3日目午後~デパート&メル友氏とダッカルビ(2003年1月7日)

 1時少し前に授業が終わって食事。昨日のCOEX地下街に歩いて行きます。今回はこの地下街をさまよってどこがどうなっているのか歩き回るのに相当時間を費やしました。確かに何でもあるので便利ですが、ここばかり行っていたのでしょうがありません。

 

 昼はここでビビンパ5000ウォン。なぜかどんぶりにはごはんが入っておらず、上から別に添えられてきたごはんを入れ、かき混ぜる形でした。こんなビビンバは初めてでした。でも美味です。韓国人はしっかりかき混ぜるのでごはんが上でも下でもあんまり関係ないのでしょう。この地下街の店はあまりはずれがないな、という感じがしてきました。日本でも地下街の店はすごくうまいというわけでもないですが、あまりはずれはないものです。

 

 そのあと地下鉄2号線三成駅から旧市街の江北地区に向かいます。相変わらず右で降りるか左が降り口なのか聞き取れません。なんか変なメロディーが流れてくるので何かいな、と思ったら盲目のばあさんがハーモニカかオルガンかを弾いて募金を求めてきます。案外入れる人が多いです。私も試しに500ウォンあげました。

 

 乙支路3街というところで降りて、毎度おなじみのロッテ百貨店や新世界百貨店を覗くためです。もっとも何も買いませんけど。バーゲン期間中で、どのデパートも混んでいました。日本に帰ってから札幌のデパートに行きましたが、バーゲンなのにがら空きでした。

 

 帰りは乙支路3街から地下鉄3号線に乗ります。5時にメル友氏が来ることになっており、2号線だと環状線なので時間がかかりますので。教大駅で2号線に乗り換え、宣陵駅へ。ホテルに帰ります。朝、洗濯に出したパジャマとYシャツが戻ってきていましたが8000ウォン。洗濯はどうも高いです。

 

 5時になったのですが、遅れるとの電話。5時半に到着。ホテルがわからなかったとのこと。やはりマイナーホテルは駄目です。有名ホテルは知名度があるというのも料金のうちなんだなあ、と思います。この前の沖縄のホテルもそうでした。

 

 彼は病気休職中とのことで心配しましたが案外元気です。2月に関西へ行くが友達と行くのでその友人も一緒に食事していいか、というのでいいということにしました。渋滞でタクシーが遅れ、その友人の待っているところまでも時間がかかりました。会ってみると女の人。友達じゃなくて恋人じゃないか、というと、そう、とのことでした。

 

 3人でダッカルビ(鶏の焼肉)を食べることになりました。最近大阪あたりでこの店が増えています。それで日本人はこれが好きなんだろう、と思われたらしく、この店につれていかれました。店は混雑していて、辛いのですがおいしいです。鶏だけでなくて野菜やトックという韓国もち、麺を入れてぐちゃぐちゃにして食べます。こういう料理は一人では食べられませんし、やはり地元民は良い店を知っています。

 

 恋人さんは日本語できませんし、彼も前回と違って日本語は単語程度、韓国語メインで話します。もっと日本語できる人だったのになあ、と思いつつ、何とか会話を進めていきます。途中で若い男性店員が日本語に興味を持っているらしく、話に割り込んできて、麺(ミョン)は日本語でなんと言うのか、とか、トックはなんと言うのかとか聞いてきました。

 

 休職中なので大丈夫かな、と思いつつ、韓国人は割り勘を嫌うらしいというので彼に勘定を任せ、茶店に。そこで彼らの日本旅行日程相談にあずかりました。琵琶湖の遊覧船はどこから乗るのか、とか、そういう話とお互いの身の上話など。結局3時間近くも話しましたが、韓国語メインでよく3時間も時間が持ったものだと思います。

 

 タクシーでホテルに帰り、帰って寝ました。

 

 なお昨日の速達が書留にされた件ですが、先生たちの話では、韓国では「速達」の直訳である「ソクタル」というと、書留にされてしまうんだとか。日本風の書留でない速達にするには「パルンウッピョン」(=速い郵便)といわなければいけないそうです。そういうこともあるのかあ、と思いました。