写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

22  暴挙!一ヶ月鍋ふたたび<その1>

 このブログをはじめて間もない頃、海外旅行記を次々掲載してネタが切れたとき、昔書いた記録をもとにして「一ヶ月鍋」という記事を書いたことがあります。一ヶ月は大げさですが、数週間同じ鍋に次々具材を投入して毎日同じ鍋を食べる、というものでした。

 

 かつては冬の恒例料理でしたが、田舎町に住んでいた、ここ十数年は、スーパーが遠く、なかなか実行できずじまいでした。ですが昨年都市部に引っ越し、スーパーが近くに2軒ほどあり、頻繁に買い物に出ることが可能になりました。ということで、2月中頃、久しぶりに「一ヶ月鍋」をやってみるか、と思い立ちました。  

 

 最初の5日間に入れた具材と鍋の様子は以下の通りです。

 

 1日目 2月14日

  春菊・牛肉薄切り・麩・エノキダケ・しいたけ・焼き豆腐・曲がりネギ

 とりあえず「すき焼き」を作ります。普通ならば翌日にうどんでも入れておしまい、ということに相成るわけですが、ひとり暮らしですから1~2日では食べきれません。ということで具材を次々と加えていき、何日持つか、試してみるわけです。砂糖醤油味、というのは最強だと思うのですが、これにみりんを加えます。すき焼きですからこれに溶き卵をつけて食べていきます。この段階では完全にすき焼きです。

 

 2日目 2月15日   

  鶏肉・舞茸・さつまあげ・油揚げ・水菜・豚肉

 まだすき焼き的な具材、一日目に買ってきて入りきらなかったものを入れていきます。豚肉が少量残っていたので入れました。

 

 3日目 2月16日 

  しらたき・麩・いりこ

 しらたきはすき焼きでもおなじみの具材ですが、牛肉の横に入れると肉が固くなると聞いたことがあります。いりこは変ですが、ダシになればいいかと思って入れました。以後、ダシになりそうなものも入れていきます。

 

  4日目   2月17日 

         麩・昆布・牛すじ肉・ちくわ・大根・タラコ・油揚げ・舞茸

 このあたりから妙なものを入れるようになります。もう「すき焼き」ではなくなってきます。牛すじや大根は当日食べません。煮込んでいきます。だんだん、おでん化させようという魂胆です。タラコはばらけるので、この段階で入れることに躊躇しましたが、タラコ好きなので入れてしまいました。しかし、後々までつぶつぶが残ってしまう結果となりました。昆布はだし用ですが、数日後に食べることにします。     

 

 5日目 2月18日 

  水菜・しめじ・麩・ノドグロ入りつみれ

 葉物野菜は当日中に食べないとダメです。だいたい食べましたがすこし残っています。しめじもバラけてしまい、かなり後までかけらが鍋の中から出てきました。麩は汁を吸って美味です。大根は食べ始めましたが、まだ牛すじは我慢。

 

 さてこの奇妙な鍋、いつまで持つやら、実験を続けていきます。これから数日はこの顛末を掲載していきます。