写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

23  暴挙!一ヶ月鍋ふたたび<その2>

 昨日から2月14日以来続けていた、「一ヶ月鍋」の顛末を掲載しています。すき焼きをおでん化するつもりだったのですが、次第に迷走していきます。日付の下がその日、鍋に投入した具材です。

 

 6日目 2月19日 

  牛肉・黒こんにゃく・タマネギ・うずら卵・牡蠣・高野豆腐

 牛肉を投入して、ややすき焼き感が戻りました。ちなみに砂糖はほぼ毎日投入、醤油を入れる日とダシつゆを入れる日があり、これにみりんを加える日があります。牡蠣は当日はいいのですが、だんだん小さくなってしまい、数日後に鍋のなかから「発見」されると、何のかけらか、わからなくなってしまいます。でも食べてみると牡蠣の味がしっかりします。うずら卵を煮て溶き卵につけて食べるのもオツなものです。数日前のタラコのプチプチが他の具材にもまとわりつきます。これはかなり遅くまでそうでした。やはりタラコを早めに入れるのは、よした方が良さそうです。

 

 7日目 2月20日 

  しいたけ・はんぺん・牛肉・ネギ・油揚げ・うずら

 牛肉とうずら卵は昨日の残り。ネギはちょっと煮るだけではあまりおいしくないし、煮すぎもよくありません。食べるタイミングが難しいところ。はんぺんというものはフワフワしていて鍋に入れると膨張します。一度鍋から出して小さく切り直しました。鍋に入れると小さくなるものと膨張して大きくなるものとがあります。昨日の高野豆腐も膨張してしまったので小さく切り直しました。牡蠣はどこにあるのかわからなくなり、たまに奥底から小さな姿に変わり果てて現れたりします。

 

 8日目 2月21日 

  昆布・ちくわぶ・高野豆腐・鶏肉・春菊・菜の花

 だし用に昆布を再投入。久しぶりに春菊も投入。私の大好物の菜の花は通常酢味噌和えにして食べるのですが、この際と思い、乱暴にも鍋にぶち込みます。野菜のなかでは高価なのでもったいないのですが、何でもかんでもぶち込んでみる方針です。ちくわぶなるものを売っていたので投入してみました。関東のおでん種である、ということを聞いていましたが、実食は初めて。輪切りにして投入してみました。ところが当日はもちろん、数日間煮込んでも小麦粉を練ったもの、という印象が拭えず、おいしいとは思えませんでした。たいして汁がしみこんでいる様子もありません。食べ慣れないものだからか、煮方をまちがっていたのか、正直、感心しませんでした。なお、この日は、いつもの白砂糖ではなく、黒砂糖を投入してみました。  

 

 9日目 2月22日 

  タコ・たらの白子(タチ)・ぜんまい・鶏卵・笹竹の子・ちくわ

  マロニー・さつまあげ(丸形)・ねぎ

 この日は買い物に行った後だったので大量投入。ちょっと海産物系路線にシフトします。北海道風にタチや笹竹の子も投入。タコに関しては率直に言って失敗でした。固くなってしまいます。あとで「タコのやわらか煮」で検索したら、弱火でコトコト煮るものなんだそうです。面倒くさがりなので軽く下ゆではしたものの、強火でぐつぐつ煮えているなかに投入してしまいました。さすが素人料理ですね。失敗と試行錯誤が続いていきます。溶き卵用の鶏卵をゆでて鍋に投入してみました。数日間煮込むつもりです。

 

 このあたりから、毎夕食の他、つまみ食いをしてしまうので、食べすぎかな、と思うようになりました。そこで数日間ご飯断ちをします。鍋の内容物だけを溶き卵なしで食べるようにしました。