写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

19  「とり野菜みそ」で味噌鍋をつくる

 冬になると、鍋ですね。これまでも何度か鍋の記事を書いてきましたが、今回はみそ鍋です。

 

 「とり野菜みそ」という鍋用の味噌があります。「まつや」というところが出していて、「石川県民のソウルフードらしいのですが、私が金沢に住んでいた子供の頃にはそのような味噌を知りませんでした。

 

 かほく市というところに会社があるということですから、能登半島の付け根のあたり。もともとは金沢でもさほど知られていなかったのかもしれません。それが金沢、石川県全体に広がり、マスコミやネットで紹介されるようになって、今では北海道のスーパーでも入手できるようになりました。以前にもこれを使って鍋を作ったら、なかなかおいしい鍋になりました。

 

 ということで、今回もこの味噌を使って味噌鍋を作ります。

 

 用意したもの、しいたけ・えのき・ぶなしめじ・ちくわ・牡蠣・人参・白菜・餅入り巾着・鶏肉ですね。これに家にあった、いりこマロニーも加えます。

 

 youtubeで鳥鍋を作るとき、一度フライパンで焼いて焼き目をつけてから入れるとおいしい、と紹介されていたのでまねをしてみます。

 

 牡蠣は「牡蠣の土手鍋」というものがあるくらいで、味噌鍋と相性がいいのですが、鍋に入れて煮ると、びっくりするくらい小さくなってしまいます。片栗粉をまぶして下ゆでし、あまり長く煮ないのがコツなんだとか。あいにく片栗粉がありませんでしたので、小麦粉をまぶして下ゆでします。

 

 で、「とり野菜味噌」と、追加でいつもの「かねさ味噌」を少し加えます。で、具材を投入。煮込んで食べます。

 

 鶏肉は焼いてから入れてみたものの、正直なところ、焼かないで入れたときと比べて、そんなに味の違いがあるかなあ、と感じました。

 

 鍋に入れた牡蠣を一度に見つけ出して食べるのは難しいのですが、小麦粉をつけて下ゆでしたせいか、以前ほど小さくなってはいませんでした。これは成功かも。

 

 この味噌、ゆずが入っているのか、なぜかゆずの風味がしました。でも、成分表示にはゆずが入っていません。なぜゆずの風味がしたのか、不思議です。気のせいですかね?

 

 私は同じものを何日も食べ続けても飽きない性分なので、作った鍋は3日間ほど食べ続け、最後に「鍋用ラーメン」を入れて締めにします。

 

 ホタテを入れたらおいしいかな、とか、まだ工夫の余地はあるな、とは思ったものの、全体的には今回もおいしくできました。年に一回ぐらいは作ってもいいですね。