写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

40 「時短営業」って…

  また、コロナがぶり返してきて、「第4波」なのだとか。大阪の感染者数が多いということで、今回はよそのことか、と思っていたのですが、ここ北海道でも札幌はそれなりに増えてきているのでしょうか、「特別対策」期間とやらになったようです。

 

  自分の周囲では昨冬がピークで実感はなく、落ち着いてきたのかな、ぐらいに考えていたので、またかあ、というのが正直なところ。自分の周囲でコロナにかかり、陽性者が出て、私も「低レベル接触者」とやらになり、出勤停止になったのは昨冬書いたことですが、また広がるのかなあ、厄介だなあ、というのが偽りのない心情です。

 

  ということで、私のよく行く、とある場所も、ゴールデンウィーク明けの5月11日まで時短営業になるのだとか。どこかを書くのは控えますが、飲み屋や風俗の類ではありません。

 

 ですがこれが考えてみれば不便な上になんだかおかしいのです。というのは、私はそこに行く場合、混雑する昼間を避けて夕方ないし夜に行っていたのです。その方が空いていますから。

 

 ところが時短営業ということで、営業を夕方までで打ち切るという告知がありました。ということは混雑する昼間に行かなければなりません。私に限ってはコロナ感染のリスクは高まりますから、 これでは逆効果ではないか、と思うのです。

 

 来るな、というのなら、いっそ休業した方がすっきりします。ところが休業、ということであれば、不満が出ると思ったのか、時短営業。飲み屋などがそうするので合わせたのかも知れませんが、なんか違うような気がします。

 

 日本人って、横並びが好きですが、これは横並びすればいいってものではないだろ、と思います。私の行く場所の場合、感染対策としては時短は愚策で、休業か通常営業の方が理にかなっています。あるいはむしろもともと利用者が少ない夜間に営業して、昼休みをとる、というのも一案です。

 

 利用者としてはそう思うのですが、もし自分が「中の人」ならば、そういうことを強く主張できるのか、自信がありません。お上の方針に「おかしいなあ」と思いつつ、不承不承従ってしまうのでしょう。

 

 こういうことがあちこちで起きていることが今の日本がダメになっている一因かも知れません。自分で考えた適切な方法を強く主張できないのですね。

 

 すっきりしませんが、当面は昼に行こうと思います。