写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

22  孤独は山の中にはない、街の中にある

    ここ数日、タイ語の話を書いて気を紛らわせてきましたが、実はあまり精神状態が良くありません。職場で嫌なことがあったのですね。ストレスの多い職場ですし、毎日行くたび気が滅入ったり、不愉快なことがあって「へこむ」という言葉ではうまく表現できない、嫌な気分になったりします。3月はどうしてもこういうことが多いのですが、今回は4月以降も続きそうで、それに対する不安もあります。

 

 「孤独は山の中にあるのではない、街の中にある」という言葉がありますが、そうなのだろう、と思います。今の自分は山の中にいるわけではなく、街の中に暮らしていますが、一人でマンションにいると孤独など感じません。でも、職場に行って人がいる中で過ごすと、いたたまれない気持ちになります。忙しいときは忙しいなりに、暇なときは暇な時なりに、そして何よりも不愉快な言動に接するたびに、気分が滅入って、落ち込んでしまいます。そしてそれをわかってくれる人、救ってくれる人がいない、というのが孤独感の原因ですね。

 

 そういうときは、家に帰りたくて仕方ないのですが、そうもいきませんから、耐えます。こうして耐えることでお金をもらえているのだな、と思うしかありません。これも何度も書いていることですが、私の場合、給料は仕事の対価と言うより、ストレスの対価、慰謝料という思いです。本当は仕事で職場に貢献することで対価として給料が出るのでしょうが、私の場合、貢献できていない代わりにストレスがたまっていますから、そうなっていないように思います。そのこと自体も辛いし、早く身を引きたいのですが、やはりお金が欲しくて、じっとしています。