写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

32  タイ語講座に通ってみた感想

 昨日まで、2月から3月にかけて行っていたタイ語講座の報告を書きました。

 

 この時期、仕事の関係が余裕があったのでやってみましたが、もうちょっとやりたいな、と思いました。他のことをやると仕事の気晴らしにもなりましたし。でも気晴らしであれば、これ以上本格的にやるより、例えば今度はベトナム語のさわりを教える講座とか、そんなものの方がいいかもしれません。今回は偶然案内を見て申し込んだのですが、そう都合良くいろいろな語学講座があるわけでもないでしょうね。

 

 ということで、よかった、面白かった、という印象で終わったタイ語講座でしたが、まあさわりだけでしたので、これがタイ語のとっかかりになったか、といえばかなり怪しいです。やはり、これ以上の進歩はどこかへ習いに行かないと望み薄かな、と講座を受けてみて改めて感じました。

 

 ところで外国語を学んでみて思うのですが、日本語は母音が5つしかないので発音や聞き取りに不利ですね。タイ語の母音は基本的なものが9つあるようです。韓国語は8つですが、「う」と「お」と「え」が2種類あるのですね。タイ語はさらに「う」が1種類加わるようです。

 

 今回の講座ではひらがなを使ってタイ語を表記していたので、あまり細かい発音の違いは気にしないでやっているのですが、動画などを見ると、「発音の仕方」というので「口を丸めて「う」というのと「い」の口で「う」という」というのがあります。「お」も「口を丸める「お」と、口を大きく開ける「お」があるそうです。これ、韓国語でもその違いをやったな、と思います。全く同じなのか微妙に違うのか、よくわかりません。

 

 また、タイ語は二重母音があります。まだその辺りまで勉強が進んでないのですが。母音も9つと書きましたが、長母音と短母音というのに分けるようです。それで計18でこれにプラスして二重母音とかもあるようです。タイ語はそれに「声調」があります。中国語にもありましたが、私はこれの区別が非常に苦手で、いまだにわかりません。

 

 いろんな言語を少しずつかじってみると、特に音韻の面では、ある言語と別の言語でそれぞれの本に説明されている発音は同じなのか違うのか、そういうことを知りたくなります。韓国語の2種類の「オ」とタイ語の2種類の「オ」は同じものなのか違うものなのか、とか、中国語で説明される「無気音」「有気音」というのは韓国語の「平音」「激音」と同じなのか違うのか、私にはどうもよくわかりません。 

 

 R、あるいはL音も、いろんな言語をやってみると、それぞれ微妙に違っていて、どれとどれが同じでそれぞれどう違っているのだろう、というのがよくわからなくなります。中国語のRやL、英語のRとL、ロシア語のRとL、そして日本語のRはどう違うのか、聞き取りができないのでよくわかりません。

 

 小学校高学年の時、「日本語はすべての音を表すことができる(あるいは使っている)のだ」と勘違いしていたので、このころに自分の耳が日本語の音の聞き分けに特化されて固まってしまい、他の音の聞き取りができなくなってしまったのかな、と思っています。