写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

35  バーゲンの季節に

    7月になると、バーゲンが始まるのですね。夏物の服の安売りが始まります。私の着ているカジュアルの夏服も、そろそろくたびれてきたようなので、買い換えようかな、と思ったりするわけです。

 

 ところが、デパートは安売りでも高いのですね。富裕層以外は買えないと思います。そういうのがデパートの衰退にもつながっているのだと思いますが、デパートに行くたび、安売りなのに、この値段では一体誰が買うのだろう、と思ってしまい、覗いただけで通り過ぎてしまいます。

 

 ということで、隣接するファッションビルの方へ足が向いてしまいます。とは言っても、こちらは若者向けの服ばかりです。こちらは金額的に手が出ないというわけではありませんが、しかし若者向けの服の店に入るのはやはり抵抗感があります。入ったところで接客されない、ということもあります。

 

 最近は少子高齢化ですし、私が年を取ったせいか、それとも最近のヤングアダルトは少年っぽいのか、30代ぐらいの人であれば、若者向けファッションをしていても不自然さは感じられません。それでもさすがに私ぐらいの年齢になれば、やはり自分ではいかがなものか、と思ってしまうわけです。

 

 それでも先日、思い切って若者向けの店に入ってしまいました。店員のお姉さんが接客してくれましたが、別の客が来ると、そちらの方へ行ってしまい、結局何も買わずに出てしまいました。

 

 おとなしくユニクロにでも行けばいいのでしょうが、せっかくバーゲンなのだしなあ、と思ってしまいます。やはりこの年齢で若者向けの店に入るのはかなり抵抗感があるし、さりとて富裕層でもないしなあ、と思ってしまうのです。