写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

46  「オオズワイガニ」2度目の購入

    先日、今日高方面で獲れている「オオズワイガニを近所の小型スーパで売っていて、試しに食べたところ、意外にうまかった、という記事を書きました。その後1回、このスーパーに行ったのですが、そのときはおいてありませんでした。ところが今日(掲載される時は昨日ですが)、再度行ってみると、またおいてありました

 

   今回は生ガニと茹でガニがありました。生ガニは、前回より少し高い198円でしたが、前回買った時より多少大きい個体が多いようです。茹でた方は2杯298円で、しかも半額になっていましたが、前回生ガニを買ったので、今回も生の方を買ってみました

 

   今回は2ハイ買ってみます。横で誰かが「おいしくないよ」と話していたので興ざめですが、まあ198円の蟹に過大な期待をしてはいけません。普通の蟹なら何千円もするのですから。

 

 早速家に持ち帰って調理。当てずっぽうに買ったのでしたが、よく見たら、今回はオスメス1匹ずつでした。しかもオスの方は、はさみと足が1本取れていました。よく確認しないで買ってしまったのでいけません。

 

 とにかく、また甲羅を下にして、塩を濃いめに入れて水から20分茹でます。そしてまた20分ほどおいて冷まします。

 

 今回は2匹ですから、小型と言え食い甲斐があります。足も前回は申し訳程度でしたが、今回はそれなりに身が入っている部分が多いです。ただ、水っぽいかな、とは思いました。あくまで大量発生した小型の安物ですから、期待過剰ではいけません。

 

 ところがですね、食べるのに結構時間がかかるのです。事前に足を取って包丁で殻を割っておきましたが、それでもそれをほじくり出して食べるのには手間がかかります。これをオスメス2ハイ食べるのですから、早食いの私にしても、結構な時間がかかります。今回はご飯とキュウリの酢の物を添えて食べましたが、結局食べ終わるまでに小1時間かかり、食べ終わる頃には、結構疲れてしまいました。

 

 オスガニははさみも多少大きいですし、身もそれなりに入っています。カニミソはありましたが、期待したほどではありませんでした。メスガニの方は、例によってオレンジ色の外子が入っています。ただ、内子は今回入っていませんでした、これはちょっとがっかり。

 

 オスメスともに小型のカニなので、オスガニが相対的に小さいのでしょう、メスと大きさがさほど変わりませんでした。 

 

 2度目というのは、1度目に比べると満足感が落ちるものですが、まあこんなものかな、という感じでした。昔、カニがよく獲れていた時代は子供のおやつにしていたことがあったそうですが、そんな話を思い出しました。値段的にもちょうどいいですね。

 

 あくまでも、何千円、へたをすると1万円以上する大型のズワイガニなどと比べてはいけません。金沢の近江町市場あたりでは、北陸産よりも北海道産の方が安物扱いだそうですね。まして今回は別種の「オオズワイガニ」です。

 

 でも、そういうものだ、と思って食べれば、決してまずいものではありません。それなりに満足できます。

 

 こういうものも「ケンミンの焼ビーフン」のCMソングではありませんが、「たまに食べるとおいしいよ、毎日食べるとちょっと飽きる」という性質のものなのかもしれませんね。

 

 まあ、もう一度食べたい、と思っていたところで2回目をゲット、しかも2ハイも食べられたのでよかったです。3度目も買うか、と考えると、ちょっと微妙ですが、今度は味噌汁にしてもいいかもしれません。