写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

34  自動販売機横のゴミ箱が撤去されていた

  このことは以前にも書いたことがあるのですが、また経験してしまったので書きます。

 

 というのは、先日、いつもよく利用している自動販売機の横にあるゴミ箱がなぜか撤去されてしまったのです。いつも通り、缶入りのミルクコーヒーを買って、飲み終わり、捨てようと思ったらゴミ箱が撤去されていることに気づきました。少し横の自動販売機のところに出向きましたが、ここにも置いてありませんでした。

 

 仕方ないので、近くの施設の中にある自動販売機のあるところへ行き、そこにはゴミ箱が設置されていたのでそこに捨てようとしました。ところが、そのゴミ箱、あふれ出ていて箱の周りにも大量の缶やペットボトルが置かれているのです。

 

 日本は飲料の自動販売機がやたらに多い国で、海外に出るとそれを痛感しますが、逆にゴミ箱の少なさを海外旅行客から指摘されることがあります。1995年のオウム真理教事件の影響から、といわれていますが、昨今はさらにコロナ禍が加わり、ますます少なくなってしまいました。

 

 しかしコロナも終息に向かいつつある時点での今回の撤去は、それとは関係なさそうです。考えられる原因としては、ゴミ処理の人手不足、あるいは分別のマナーの悪さでしょうか。

 

 分別に関しては日本は細かすぎると言われているくらいなので、人手不足やコスト削減の理由が大きいのではないかと思います。マナーのことを言えば、数少ないゴミ箱があふれかえり、私もやむを得ずそうしましたが、周囲にまで缶やペットボトルが置かれてしまう、という方がよほど見栄えが悪く、清潔感に欠けるものです。

 

 自動販売機の飲料の値段も最近はかなり上がっており、コーヒー飲料ならともかく、お茶のペットボトルごときに170円も出すのは馬鹿らしいと思うこともあるのですが、喉が渇いた時など、やむを得ず買います。

 

 マナーや治安、ゴミ処理の人手不足の問題もあるでしょうが、やはり自動販売機の横にはゴミ箱がなければならないと思います。それが売るものの責任でしょう。義務化したっていいと思うくらいです。