空港鉄道で区間列車に乗って失敗し、乗り換えを余儀なくされましたが、とにかく仁川空港に到着しました。
前日にスマホで、この日乗る香港エクスプレスというLCCのカウンターは第一ターミナルのJエリアということを調べておきました。ネットではこういうのもわかるので便利です。
ロシアで国内航空路線に乗ったことがありますが、外国→外国の国際線に乗るのは初めて。大丈夫か不安です。香港エクスプレスのカウンターそのものはすぐ見つかり、カウンターが開くと早速手続きします。とりあえずパスポートと英語でプリントアウトした予約の紙を見せます。
ところがここの若い女職員、日本人の私がソウルからの香港便に乗ろうとすると、ギョッとした、というか、かなりいぶかしく思ったようです。ソウル→香港便に日本人が乗るということがめったにないことなのでしょうか。英語であれこれ聞かれるのですが、よくわからず、ますます怪しまれます。するとこの女職員、スマホをとりだしてチャットの翻訳機能を使い、日本語で質問をし出しました。
「香港在住者なのか?」とか、「香港からどこへ行くのか?」とか、その他もろもろ、質問攻め。「ノー」とか、「タイランド」などと答えますが、タイなんていうとますます怪しまれるかな、と思います。で、「荷物を量ります」とのこと。7キロ制限のところ6.7キロでした。もうお土産は買えないです。今回はお土産は買わないし、Yシャツもソウルで2枚買ったので服もこれ以上買わないことにしました。
指定された席は36Cの通路側。ここはネット予約で追加料金を払えば座席指定できるのかよくわからず、結局通路側にされました。今回の旅行で通路側はこの便だけでした。「電車に乗って113番ゲートへ行ってください」とか、またスマホの翻訳機能で指示されてようやく解放。
質問攻めに閉口しましたが、同時にスマホの翻訳機能の便利さも痛感しました。翻訳機能がなかったら、一悶着になったかもしれません。自分でも使ってみよう、と思います。
それにしても、仁川空港は「ハブ空港」だというので、こういう日本からの乗り継ぎ客がいそうなものですが、香港便の場合は日本から直行便があるので、仁川経由で香港に向かう日本人客が不審がられたのかもしれません。あんまり不審がらないでよ、と思いますが。
まあ、やはり一番緊張するというのは、出国時の航空会社カウンターですね。以前から、ここで良くわからない質問や指示をされることが多く、乗せてもらえなかったらどうしよう、とか、あたふたすることが多いのです。語学会話講座の類では是非航空会社カウンターでの会話、というのを入れてほしいと、かねて思っています。