写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

43  お灸は難しい

 先日、いつも行っているマッサージ屋で、腕や肩が痛かったのでマッサージだけではなく、鍼を打ってもらうように頼みました。すると鍼灸師の人が、「こういう場合はお灸が効くから」といって、鍼だけではなくお灸もしてくれました。お灸というのは熱くなるから効くのか、と思っていたのですが、熱く感じないところの方が悪いのだそうです。気のせいか実際に効果があったのかわかりませんが、確かにお灸をしてもらって腕や肩の痛みが軽減されたような気がしました。

 

 鍼を自分で打つことはできませんが、実はこれまでにも家で「せんねん灸」を使ってお灸をしてみたことがあります。今までは熱くなるといいのか、と思って熱いのを我慢していましたが、熱くならないところが悪いということがわかり、今度からはそういう場所を狙ってやってみよう、と思いつつ帰ってきました。

 

 で、しばらく使っていなかった「せんねん灸」を取り出し、自宅でもやってみようと思ったのです。ところがお灸は一人でもできるとは言え、実際にやってみるとなかなか難しいものです。実は今回、布団の上で寝転がり、腕や肩にお灸を据えようと思ったのですが、うまくいかず、何個かお灸を貼って火を移そうとしているうちに、灰が布団のシーツの上に落ちてしまいました。「やばい」と思ってあわてて消そうとしたのですが、直接触って消すわけにも行かず、焦りまくりました。結局消えて、おおごとにはならなかったものの、シーツ(割合新しいものでした)に焦げ目がついてしまいました。火事にならなかっただけでも大変よかったのですが、やはり火を使うお灸を一人でやるのは危ないな、と思いました。

 

 やるとしても燃えるもののないところで注意してやらないといけないですね。やはりお灸を一人でやるのはなかなか難しいものです。