写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

75  6日目午後 アユタヤのワット・プラシーサンペット(2023年8月5日)

    トゥクトゥクに乗って、アユタヤめぐりをしていますが、トゥクトゥクの運転手のじいさんに、「食事はしなくていいのか?」と聞かれます。食事をすると、それだけ回るところも少なくなるし、時間も取られてトゥクトゥクの料金も高くなるでしょう。朝、食べ過ぎていることもあり、やめておくことにします。

 

 タイ、特にアユタヤでは日本人観光客が目立ちました。香港やソウルではあまり見かけませんでしたので、ちょっと意外でしたが、物価が安いのでタイが人気なのかもしれません。

 

 アユタヤでは自転車での観光がおすすめなのだそうで、自転車が目立ちましたが、私の乗ったトゥクトゥクが、横を通る自転車を追い越すとき、危ないと思ったのか、クラクションを鳴らすと、乗っていたのは日本人だったらしく、日本語で若い男が「うるせーバカ」と叫びました。私が乗っていると思わなかったのでしょうが、どうもお行儀が悪いです。私に言ったわけではないのですが、日本の恥みたいで、気分が悪くなりました。

 

 次はワット・プラシーサンペット(Wat Pra Srisanpet)というところに行きます。ここは、新しいお寺の横に白い塔が三つ並んでいる寺院遺跡があります。新しいお寺の方はワット(ウィハーン)モンコンボピット(Wihan Phra Mongkhon Bophit=メモではMONGKOLBOPIT)というそうです。タダでした。金色の仏像が新しい寺の方にあります。ここで水を10バーツで買いました。横に曲がってワット・プラシーサンペットの方は50バーツ。日本人が多いです。セイロン様式だという白い塔が三つ並んでいる遺跡があります。ここは他のレンガづくりの塔と違って白い塔なので印象に残りました。

 

 確かここだったと思いますが、トゥクトゥクのじいさんが、故障しているバイクか何かの修理を試みているようでした。この運転手のじいさん、そう悪い人ではなさそうです。

 

 渡し船乗り場まで戻り、これでアユタヤめぐりも終わりのようです。結局4時間ほど乗りました。夕方5時になっています。トゥクトゥクの料金、はじめ1時間300バーツと言われましたので、わざと500バーツを出しました。やはり1時間当たり300バーツだと言われて結局1200バーツを出しました。

 

 「チップ」と言われましたが、象乗りで思いがけない出費になり、手持ちのお金があまりなく、チップにできそうな手元にあるお札は20バーツしかありません。80円ほどで、「ソーリー」と言いながら、渡しましたが運転手のじいさんは不満げな感じでした。

 

 うまく交渉できなくて日本人町跡へは行けませんでした。言えばよかったのですが。それがやや心残りでしたが、公園に石碑がある程度らしいですから、いいということにしましょう。