では昨年夏の旅行記を再開します。
8月7日の月曜日です。韓国・香港・タイと、市場を見物したので、最後の台湾でもぜひ市場を見てみたいものだと思ったのですが、調べてみるとホテルの周りには市場が見当たりません。しかも、ネットで調べたら、月曜日は市場が休みの日でした。ということでこの日は市場見物はできませんでした。
台湾もいろいろ行きたいところがあるのですが、実質この日しか使えませんので、あれこれ考えた挙句、十分と九份というところに行くことにしました。特に九份というところは、山の中腹の崖の上に家が集まっていて観光地になっているようなので、歳をとって足腰がもっと悪くなったら行きにくくなると思い、晴れた場合は行くことにしました。ただ、雨になることが多いそうです。
あと、やはり鉄道に乗らないと気がすまないので、平溪線という最近台湾で話題になっているらしいローカル線と、その途中にある十分という線路の両脇に店が密集している駅があるので そこに行ってみることにしました。
ホテルから地下鉄の松江南京駅まで歩いて、そこから地下鉄グリーンラインに乗り、中山駅でレッドラインに乗り換え、台北駅まで行きました。窓口でネットで調べておいた平溪線1日周遊券80元を買います。ただ、台北の女性駅員はこの切符では台北から平溪線の出発点の瑞芳駅 までは乗れない、ということを図に書いて示しました。
それならば、ちょっと損かなと思いましたが、成り行き上、そのまま買ってしまいました。