写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

91  8日目午前中 平溪線で菁桐駅まで行き、戻って十分駅で下車(2023年8月7日)

 さて瑞芳駅に戻ります。9時4分発。台湾の鉄道は、発車ベルが昔風の、ジリジリジリと鳴るベルです。列車は冷房付きロングシートディーゼルでした。右側に座ります。客がそんなに多くなかったので、ロングシートでしたが外は見えます。三両編成の列車でした。十分の手前で、横にある吊り橋と一緒に架かっている鉄橋で川を渡ったとき、小さな滝が見えました。これが「十分瀑布(滝)」なのかな、と思います。ところがこれは期待ほどでもありませんでした。それよりも 十分の手前で大きな高架橋が谷を跨いでいる方が 気になりました。

 

 十分の駅の手前は、単線の線路の両側に商店街が並んでいますが、柵で区切られていますので、タイの線路市場を見てきた身からすると、興味深い景色ではありますが、そこまでの迫力はありません。

 

  そのまま乗り続け、9時56分、菁桐駅という終着に着きました。山あいに建物が並んでいて街並みも古いです。店が並んでいますが、呼び込みなどしていません。同じ南国ですが、タイとは違ったゆかしい風情がします。石炭の積場の跡もありました。もともと鉱山線だったようです。

 

 さて菁桐から10時9分発の折り返しの列車に乗り、10時28分、十分で降りました。ここで時刻表をメモに書き写しましたが、あとで確認するとなぜか間違っていました。やはり写真を撮るべきだったのでしょうか?