写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

92  8日目午前中 十分線路脇の商店街(2023年8月7日)

 さて十分の商店街を歩きます。平溪線の線路を挟んで両側にお土産物屋などが並んでいます。 まず列車が十分駅で交換するのを見送ります。そして十分の線路脇商店街を一周し、ある店で比較的若い男性店員から、小蟹の揚げ物を100元で買って食べました。店の前に椅子はありましたが、日向に面していて暑いので、日陰に入って立って食べます。

 

 そしてその横の老婆がやっている店で飲み物を買います。いろいろありましたが、ラムネが35元、日本語で「ラムネ」と書いてあって、これが一番高いです。店頭のものではなく、奥から冷えた冷たいのを持ってきてくれたのですが、その割にはさほど冷えていませんでした。ラムネを久しぶりに飲みましたが、飲んでみると瓶のビー玉が邪魔をして、飲みにくいものです。

 

 さて、この十分というところでは、軌道敷で「天燈」という小気球を飛ばしていて、これが名物になっています。紙製の小気球に願い事を書いたものを、火をつけて飛ばすのですが、危なくないのかな、と思います。

 

 結構日本人や韓国人の家族連れやカップルの観光客がいます。飛ばした小気球を回収するとは思えないのですが、山火事にならないのかな、と思います。ここだけが、これを飛ばすことが認められている特別区域のようでしたが、それでも不思議でした。

 

 タイで象に乗ったこともあり、呼び込みがあったらやってみてもいいかなと思いましたが、一人で見物しているので、お店の人は誰も私には声をかけません。ということで見物だけで終わりました。日本人が「九州大学合格」とか書いていますし、ハングルで願い事を書く韓国人もいました。ところが、ある日本人家族が火をつけて飛ばそうとしていたのが焼け焦げて近くの店の屋根の上に落ちそうになり、大変危ないです。よくこんなものが認められているな、と思います。

 

 軌道脇に「No Crossing」、中国語でも「禁止跨越軌道」と書いてありますが、無視します。というかみんな守っていません。それどころか線路上で「天燈」を飛ばしています。踏切もありませんから、実際きまりを守るのは無理です。