建国記念の日、2月11日でしたが、美容室の予約があったので札幌市内に出かけてきました。
このところ、転勤話で思い悩むことが多く、無気力の極み、3連休も寝たきり老人みたいな生活で、行くのが億劫だったのですが、予約していたので行くことにしたのです。
札幌は雪まつりで大混雑、昼の3時近くだったのに食堂はどこも行列です。札幌駅の「エスタ」や「パセオ」がなくなったので、食堂の数も少なくなったのでしょう。ということでこういうとき、最近時々東急デパート上のレストラン街を利用するようになりました。ですがここ、高いのです。天ぷら蕎麦が1408円でした。しかも海老一匹。
美容室を出て、せっかくだから雪まつりを見てきました。美容師さんはすぐ近くなのに雪まつりを見ていないそうです。ですが私は、もともと本州出身のせいか、結構よく見ているように思います。多分北海道に来てから半分以上は見ているのではないでしょうか?
もう30年以上も見ているのですが、正直、昔の方がよかったように思います。昔の方が自衛隊制作の雪像が多く、お城とか外国の宮殿とか、今の雪像より出来がよかったような気もしますし、今の雪像は雪の壁に彫ったり貼り付けたような雪像が目立ち、2次元的なものが多くなったような気がします。
イベントも昔は有名な歌手が来てそれを見に行きましたが、最近はそういうのもあまりないようですね。自分が北海道に来て、新鮮だった、そのあとだんだんマンネリのように感じるようになった、という点を割り引いても、やはり昔の方がよかったように思います。
今は外国人の見物客が多くなって賑わいは相変わらずですが、私としてはちょっと寂しいな、ここにも日本の衰退が表れているのかな、と感じたりするのです。