写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

96  雪まつりを見に行きました

    昨日の記事で、祝日なのに気づかず眼科に行こうとした、と言う話を書きましたが、せっかく札幌まで来たので雪まつりを見に行くことにしました。

 

 地元民はあまり雪まつりを見ない、といわれますが、確かに私も札幌に住んだ当初は必ず行っていたものの、その後行かない時期がありました。30年以上前ですが、たしか雪まつりのステージで当時人気絶頂のWINKを見た覚えがあります。昔はよく歌番組の中継がありましたが、最近は見かけませんね。テレビ自体を見ていないのでわかりませんが。

 

 その後、田舎に転勤になったのですが、その時期は週末に札幌に出て用件を済ますことが多く、列車待ちの間についでに見ていたので、結局、毎年のように見ていました

 

 私はイベントやお祭りの類をあまり好まない方で、特に6月の「よさこいソーラン祭り」は大嫌いなのですが、雪まつり」は嫌いではありません。うるさくないし、きれいですから、こういうお祭りであれば抵抗感がありません。

 

 でも、「建国記念の日」だったからか、右翼団体街宣車ががなり立てていました。以前にも雪まつりの脇で「反韓デモ」をやっているのを見たことがあります。

 

 3年ぶりの開催とのことでしたが、もう北海道に来て30年以上たちますし、雪像そのものは自衛隊の皆さんが苦労してつくっているので立派だとは思いますが、まあ毎年見ていると、感慨は薄れてしまいます

 

 2月11日の土曜日が最終日とのことで、なんで日曜日までしないのだろう、と思います。一週間ほど続く祭りで、メンテナンスしているのでしょうが、この日はプラス気温だったので、よく溶けないな、と思います。

 

 そうは言っても例年より縮小開催のようで、いつもの年はテレビ塔の近くに氷でつくったきれいな建物の作品があったと思いますが、それもありませんでした。

 

 コロナ以前から自衛隊の協力が得られにくくなったり、マンネリ化が指摘されたりもあり、今でも賑やかですが、昔の方がもう一段華やかだったような気がします。今回はイベント的なものも少なかったようですし、いつもは市民雪像がある大通公園の一番端っこのエリアは使われていませんでした。

 

 その代わり、いつもは端に追いやられている市民雪像が中心部にあって結構目立ちました。実はその中に職場の関係者がつくった雪像がありました。私は全く関わっていませんが、いつの間に作ったのでしょうか?ただ、タイトルが表示されていたものの、正直、何をかたどっているかもわからず、見たところ、かなりしょぼかったのです。見物客が「ウンコみたい」とかいっていました。こんなこと言われると、あーあ、と思ってしまいます。いつも「仕事辞めたい」とばかり思っている自分のような者でも職場に愛着心があるのかな、と思いました。 

 

 帰りの電車がまた遅れていました。ここに来て、アジア系の観光客に加えて、欧米人の観光客が目立ってきました。駅や電車の中にもいっぱいいます。行きの電車の中でお互いハグし合っていて、欧米人は電車の中でもこんなことをするのだな、と思いました。

 

 雪まつりのことを延々と書きましたが、結局今回も写真はなし雪像が気になる方は検索してご覧ください。