写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

29  地震に気づかなかった私

    このところ、閉店間際にデパ地下やショッピングセンターの弁当が安くなるので、夕方に札幌に出ることが多いのです。先週末も、「よさこいソーラン祭り」を避けていたという事情もありますが、夕方になって札幌に出かけました。

 

 買い物をする前に、別の用件があって、市内の某所にいました。どうもそのときに地震が起きたようです。日高地方や千歳は震度5だったようですが、私がそのときいた場所は震度3か2のようでした。

 

 実は私、そのとき地震が起きていたことに全く気づいていませんでした。用件を済ますために、札幌市内のとあるところにいたのですが、携帯を別の場所にしまっていたこともあって、緊急地震速報にも気づかなかったのです。

 

 家にいる時は震度1ぐらいでもなんとなく気づいてラジオをつけて確認したらやはり地震だった、ということが多いのですが、外で用件を済ませている時は震度2とか3でも気づかないものですね。

 

 用件が済んで、地下鉄に乗る時になって初めて、地下鉄のダイヤが地震のために乱れている、ということがわかり、地震が発生していたことを知りました。とはいっても地下鉄の場合は14分ほどの遅れで、ダイヤが乱れているとは言え、とりあえず走っていましたから、来た電車に乗って札幌駅に向かいました。

 

 それでものんきに閉店間際の弁当屋で安売りの弁当を買って、戻ろうとしたところ、JRの方はまだストップしたままでした。地震発生が7時頃で、私が札幌駅に着いたのは8時半過ぎです。地下鉄に比べて、JRは復旧が遅いな、と思いました。おやおや、と思って携帯を見たら、緊急地震速報の表示がありました。今頃見ても仕方ないわけです。

 

 夜9時過ぎになってようやく動き出し、何とか家に帰れました。まあ安全第一ですし、地下鉄よりも地上の鉄道の方が安全確認に手間がかかるのかもしれないですが、JRのこの復旧の遅れ、なんとかならないのかな、とも思ってしまいました。