16時頃、ホアンキエム湖の北端に到着。市街中心部にあり、ハノイを代表する憩いの場とされています。周囲は歩行者天国になっていて、大変賑やかです。まず、湖のヘリを左回りで歩いていくと、真ん中に島があります。ここまで橋がかかっています。そこで、橋をわたろうとすると呼び止められます。島に渡るのは有料だったのですね。5万ドンでした。湖の中に寺、というか、廟というべきなのでしょうが、ともかくそれがありました。仏像でなくひげの像でしたので、道教かベトナムの民族宗教でしょう。改めて調べてみると、儒教の廟だったようです。
今のベトナムはローマ字表記ですが、北ベトナムの歴史的な建物には、漢字の扁額や掲げてあったり、漢字の文書が展示されていたりします。北部の方が中国文化の影響が強いのでしょうね。
建物の中にはこの湖にいたらしい亀の剥製がありました。ベトナムは亀が多いのか、と思ってしまいます。島から湖を見渡すと、ちょうど夕暮れだったので明かりがつき始め、眺めがよく、いい雰囲気です。
また橋を渡って岸辺に戻り、湖を一周します。似顔絵屋や切り絵細工屋が露店をだしています。一周する途中、戻り道でトロピカルフルーツティー3万2千ドンを買います。ここは若い人がやっている店でした。ただ、量は少なく氷が多いです。すぐ飲んでしまいました。このとき17時頃でした。