写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

84  私、日本と海外でのきっぷの買い方が違うのです… 

  JR北海道の「北斗」や「すずらん」などの特急列車が全車指定席化しました。ところが、かなり混乱している、と言う話も聞きました。私も自由席派です。これからは特急に気軽に乗りにくくなるな、と思います。「えきねっと」という予約サイトがあるそうですが、まだ使ったことはありません。特急に乗るときは、基本窓口で買いますし、後は自由席特急券を券売機で買う程度です。皆さんはきっぷのネット販売を使ったことがありますか?

 

 でも、考えてみれば、私はこのところ、あちこち海外の列車に乗っているのですが、タイ以外はみなネット予約でした。海外ではこういうことをするのですね。あくまでも2019~20年と23~24年の個人的な体験ですが、各国での切符の買い方、乗り方についてまとめておこうと思います。

 

 台湾在来線のネット予約は座席指定ができませんでしたし、新幹線を含めて窓口で紙を見せて切符に交換してもらわないといけませんでしたが、韓国(韓国語だけでしたが)、ロシア、ベトナムは自宅のパソコンでネット予約し、座席指定までしてカード決済をしたわけです。日本も自宅でプリントアウトしたeチケットで改札を通過できるようになればいいのでしょうけど。

 

 韓国は昔の改札口方式からかなり前に信用乗車方式に変えたのですが、キセルが多発しているそうです。先日、その手口がネットに載っていました。乗る日付の翌日の切符を予約して、検札があれば「間違えた」といって割増料金を払い、見つからなかったら降車後にキャンセルするそうです。ちなみに私は検札に当たったことがありませんでした。

 

 ロシアはロシア人の案内員に日本でプリントアウトした紙のeチケットを見せたら機械を操作して切符を出してくれました。それを列車の扉にいる車掌に見せるという方式でした。

 

 ベトナムの列車に乗った話はこれから書いていきますが、これもネット予約、ただしベトナム国鉄のものではなく、代理店のサイトを使ったので、割高になったようです。そしてプリントアウトしたeチケットを列車に乗るときに扉のところにいる係員に見せる方式でした。係員の持っているスマホで確認しますが、最初スマホが反応せず、駅舎に連れて行かれそうになり、焦りました。

 

 タイだけ非常に古い方式で、窓口購入でした。ネット購入の仕方がよくわからなかったのです。乗るときも、改札口はないのですが、車内検札があり、日本の一昔前の指定券のような切符を昔懐かしい検札ばさみで切っていました。でも昨年(2023年)2回目に行ったときは切符の紙がQRコードがついている白い薄紙になっていました。それを車内で車掌がボールペンで確認の印をつけていたようです。4年の間に進化していますね。

 

 タイ以外では、国内では窓口、海外ではネット、という買い方をしていますが、我ながら興味深い行動です。おそらく、国内では子供の頃からの行動パターンが染みついていて変えられないのに、海外の列車に頻繁に乗るようになったのは比較的最近ですから、その差が行動パターンに表れているのかもしれませんね。