ハノイ発、サイゴンというか、ホーチミン行きの列車に乗っています。
コンパートメントの向かいのおじさんはいびきをかいて寝ています。時々駅に停まるのですが、タイと違って小さな駅では駅の物売りがいないようです。
トイレは古いですがきれいで、水洗式の洋式でした。私が乗ってるのは一等寝台ですが、ちなみに二等車のトイレも覗いてみたのところ、こちらは和式というか、しゃがみ式でした。
8時20分頃、列車が急停止します。タイの汽車はかなり遅れるので、ベトナムでもそうなのかな、と思いましたが、3~4分で動き出しました。ガイドブック等によると、ベトナムの汽車は概ね時刻に正確で、遅れないそうです。単線のようでしたが、優等列車しか走っていない様子で、本数が少ないのでしょう。
8時40分頃、コンパートメントの相客のおばさんが扉を閉めてしまいます。しばらく我慢していましたが、9時になると私が扉を開けてしまいました。せっかく乗っているのですから、反対側の車窓も見たいし、扉を閉めていると車内販売からものを買えません。車窓からは丸っこい日本にはない形の山が見えます。
9時10分途中駅に到着。Bim Sonという駅だったようです。ハノイ駅は日本と同じ高床式のホームでしたが、ここは低床式ホームでした。