写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

11 2015年の韓国旅行記を終えて(2015年1月)

    2015年の韓国旅行記が終わりました。読んでくださった方、ありがとうございました。当時感じていたこと、今こうして投稿する際に思ったことをまとめておきます。

 

 旅行のきっかけ
 このときの旅行は韓国版ストリートビューである「ロードビュー」を見ているうちに久しぶりに行きたくなり、10数年ぶりの再訪韓を果たしたというわけでした。その間は諸事情で韓国どころではありませんでした。そのためこのときの旅行はソウルの街歩きが中心となっています。地方には行きませんでした。

 旅行をしているときはいつも、浮世離れしている分、現実に戻ったときと落差が大きいですね。ですがソウルで暮らしている人たちも毎日嫌な思いしている人がいっぱいいるのでしょう。それで北海道にでも旅行して現実逃避したいな、と思っているのかも知れません。

 このとき訪れた北村地区は、起伏が激しく、年を取ったら歩きにくそうでした。起伏が激しいので、ソウルの街が一望できるよい景色も見られるのですが、きっと年を取ったら、あそこ歩き回ったなあ、懐かしいなあ、もう行けないかも知れない、と思ってロードビューを見ることになるのではないでしょうか。

 

 韓医院と体調について

 韓医院には2019年にも再訪しました。このときも「トライアルコース」というのを頼みました。ただ、いくら感じがよかったからといって19万ウォンといったら、約2万円ですし、仮にソウルに住んでいても、そうおいそれと定期通院するわけにもいきません。日本のマッサージ屋でも定期的に鍼を打ってもらっているのですが、それでも根本的には改善しませんし、気休めみたいなものだろうと思います。

 

 韓医院は健康保険がきくのだろうか、ということが疑問で、2019年のときに先生に質問しました。日本の保険制度でも、どうすれば鍼灸に保険がきくのかよくわからないところがあります。どうもこの手の韓医院は、「漢方ダイエット」とか、「美容鍼」とか、そういうのを主眼にしているようです。

 

 9万ウォンで買ったお茶は結局半年ほどで全部なくなりました。一時は職場に持って行こうかと思ったくらいで、やはりオーダーメイドだからか、口に合うようです。ただし、このときの旅行中、帰国後、便秘気味になり、これを飲んだせいかな、という気がしないでもありませんでした。結局、2019年の時にもう一度韓方茶を買いました。

 

 あと、このときは韓国で風邪をもらってきたようで、しばらく風邪を引いていました。韓国もすごく清潔になっていましたが、トイレにある消毒スプレーとウォッシュレットだけにはお目にかかりませんでした。

 

 

 韓国語について

 このときは会話がほとんどなく、わずかな会話のときも、聞き取りが全然できなかったのでどうしたものか、と思っていました。まあ、「話す」という行為は自分が文章をつくることができるまで自分を自分で待てるが、「聞く」というのは相手が待ってくれないので「話す」よりよほど難しいのだ、と書いてある記事を目にしたことがあります。2019年の旅行の際には、このときの反省から2時間の韓国語レッスンを入れましたが、さすがに2時間では不十分すぎます。私は積極的なタイプでもなく、切実に韓国語を必要とする環境にもないため、ハングルを読める、という以上のレベルには達していません。いつかは…思いながら長い年月がたってしまいました。

 

 反日」について
 このとき、白砂マウルやソウル駅裏の街歩きがスムーズに行って、時間に余裕があったので、刑務所歴史館を訪れたのですが、正直に言って、薮蛇でした。ソウルの街で「反日」ということをほとんど感じないので、ショックだった部分もあります。出てくるとき、「歴史って知る必要があるのかな?」と思って出て来ました。歴史というものは知りたい人が趣味的に知るだけでいいのかも知れません。

 今後について

 さて、ブログ開始約2ヶ月。早速ネタ切れで、古い旅行記まで引っ張り出してしまいました。あまり需要がないとは思いますが、読んでくださった方の感想をいただけるととてもとても嬉しいです。

 なお、これから、12月中は試行錯誤をしてみようと、旅行以外の記事をいくつか載せることを考えています。好評か不評か、どっちに転ぶでしょうか?