写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

02 旅行貯金 中央郵便局にこだわる<その2>(1999年8月)

    1999年夏の中央郵便局巡りまとめです。この年春に続いて定額貯金1万円ずつ預けてきました。基本的には先日まで連載した、当時の旅行記から抜粋し、加筆しています。

 

 6局目 大阪中央郵便局(1999年<平成11年>7月30日)

 伊丹空港に着いて、祖父母訪問のあと、大阪駅前の大阪中央郵便局に行きました。これで6局目。駅前ですし、問題なくきちんとハンコを押してくれました。係員は中年男性。

 

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 7局目 山口中央郵便局(1999年<平成11年>8月2日)

 山口中央郵便局は駅から少し離れていましたが、歩いて行けます。これで7局目です。ここは対応が何だか間延びしていましたが、ハンコをきちんと押してくれたので問題なし。ここの係員も中年男性。

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 8局目 福岡中央郵便局(1999年<平成11年>8月3日)

 福岡中央郵便局はバスセンターの近くの天神にありますが、熊本行きのバスに乗る前に、あわてて行ったので特に印象がありません。ハンコも特に問題はありませんでした。係員は中年男性。

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 9局目 熊本中央郵便局(1999年<平成11年>8月3日)

 熊本中央郵便局も駅から離れていてバスセンターの近くにあったのですが、ここもまあ特に問題はなく、中年男性の局員がきちんとハンコを押してくれました。ただ、これで9局目になったので、係員は他の局員に私の通帳を見せびらかしていました。

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 10局目 鳥取中央郵便局(1999年<平成11年>8月6日)

 鳥取駅に着いた後、駅の横にある鳥取中央郵便局で貯金。これは問題なしでした。乗り継ぎの関係で30分ぐらいしかなかったので混んでたらどうしようと心配だったのですが、杞憂に終わりました。係員は中年女性でした。

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 11局目 松江中央郵便局(1999年<平成11年>8月6日)

 松江中央郵便局は、地図でなかなか見つからず大丈夫かと思っていたのですが、行ってみたら駅前でした。

 

 この郵便局も空いていました。係の人は30代ぐらいの男性でしたが、慎重な性格らしく、ハンコを丁寧に押したようでした。ところが通帳を返してもらうと、あまりきれいにうつっていません。そこで「記念にしているのでもう一度押してくれませんか」といいました。すると横にいた係員が口を出してきて、余計変になるのではないかというようなことを言いました。それでも「まあ、うまいことやってください」といってやってもらいました。慎重そうな係員は何度か練習をした後、押し直しましたが、松江の「エ」の縦棒の部分が写っていません。どうやらハンコ自体が欠けていたようです。仕方ないので釈然としませんでしたが、あきらめました。 

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 12局目 広島中央郵便局(1999年<平成11年>8月9日)

 列車が遅れましたが、とにかく広島に着いたので、広島中央郵便局に行くことにしました。

 

 広島は大学時代に実家があったので何回も行っていますし、地理にも自信がありました。確か中心部の紙屋町というところの「そごう」の隣だったはずだ、と思って、市電に飛び乗って紙屋町まで行き、郵便局に向かいました。

 しかし、何とその郵便局の名前は広島「中」郵便局だったのです。茫然自失となりましたが、とにかくどうしようか考えてみました。可能性は2つ。一つは広島には中央郵便局は存在せず、中郵便局しかない、という可能性です。札幌には中央区がありますが、広島には中区しかありません。そういう可能性があります。この場合、2つのオプションがあって、一つはあきらめて中郵便局で貯金する、もう一つは中央の名にこだわって貯金しない、という選択です。もう一つは中郵便局の他に中央郵便局が存在する、という可能性です。この場合、迷わず中央局に行き直すことになります。でもあまりに遠かったら今回はあきらめざるを得ません。

 念のためそこにあった郵便番号簿を見ると、「広島中央郵便局私書箱の番号があるではありませんか!ということは中郵便局とは別のところに中央郵便局があることになります。今度は「そごう」の3階にあるバスセンターに行って、公衆電話で電話帳を繰り、どこにあるのか調べてみると、「国泰寺町」というところにあることがわかりました。どこかで聞いたことがありますが、どこだかわかりません。仕方なく、確か商店街の端の方に本屋があったはずだ、というかすかな記憶をたよりに、5分ほどかかって本屋を見つけ、広島の小型地図を買いました。

 調べてみると、市電に乗って2駅先の市役所の近くにあることがわかりました。電車を待ちますが、なかなか来ません。あせりながらもやっと来た電車に乗り、市役所前まで行き、やっとのことで貯金を果たしました。幸いなことに空いていて、ハンコは問題なしです。局員は若い女性でした。また市電に乗って広島駅まで戻りました。

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  13局目 岡山中央郵便局(1999年<平成11年>8月9日)

 岡山には住んでいたことがあり、「郵便局前」という電停があることも知っていましたから、迷いません。駅から市電に乗り、郵便局前の電停で降りて岡山中央郵便局で貯金。空いていたのでゆうゆう間に合いました。「岡山中央郵便局長」の「長」の字が欠けていましたが、大したことではないのでそのままにしておきました。ただ、この局は限度額にうるさいらしく、1000万円まで(当時)、という掲示がありましたし、局員も「限度額は超えていませんね?」と聞いてきました。局員は若い女性でした。

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 14局目 前橋中央郵便局(1999年<平成11年>8月10日)

 翌日早朝東京に着き、東京発で、朝9時ぐらいに間に合う適当な場所ということで前橋を選びました。前橋駅について、地図で確認すると、前橋中央郵便局は、駅から遠く離れた城東一丁目というところにあります。バスでどうやっていくのか調べようとしましたが、案内板が全くありません。あれこれ思案した挙げ句、歩いても1時間以内だろうと思って、徒歩で行くことにしました。歩いていくと営業開始の9時に着いてちょうどいいと思ったのです。

 30分ほどで無事前橋中央郵便局につきました。ですがまだ8時半過ぎで開いていません。そこで位置を確認してから、周りを散歩してみました。

 郵便局が開くと同時に貯金を済ませ、帰ろうとしたところ、営業案内が目に入ったのですが、この局の貯金窓口は18時まで開いていると書いてあります。これまで全国どこでも16時までと思い込んでいて、これまでそれを前提に予定を作っていたので意外でした。ハンコは問題なしです。局員は中年女性でした。

 

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 15局目 横浜中央郵便局(1999年<平成11年>8月10日)

 次に浦和に行こうとしたのですが、浦和「中」郵便局に引っかかって断念。「浦和の恨み」にその顛末を書きました。へこんで東京もスルー。

 

 横浜に着いて、駅横の横浜中央郵便局で貯金。私の前の番号のおばあさんが窓口でまごついていたのでイライラしたのか、私のように遊びで貯金している人に腹を立てたのか、若い男の局員は、「住所が違う」(アパート名を省略してたので)などと言いがかりを付け、「きちんと書いてくれないと困るんだよね」とか「(自分の)ハンコはいらない」(以前にもどこかでいわれましたが、もっとソフトな言い方でした。押す欄があったので押していたのです。)などと文句を言っていました。まあ大きなトラブルではなかったにせよ、こういう対応は初めてでした。

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 だんだん難易度の高い局が出てきました。今ならネットで場所をすぐ探せますし、便利になりましたが、郵便局が民営化され、定額貯金でも主務者印を押さなくなったので、ハンコを集めるという意味では逆に面白くないですね。

 

 このあとも47都道府県中央郵便局で1万円ずつ貯金、を目標に旅行をしていきます。