写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

06 2日目昼 バンコク駅前ホテルと地下鉄(2020年1月8日)

   今日から3泊は駅前ホテルです。OYO 140 The Krungkasem Srikrung Hotelといいます。すぐ見つかりました。ですが駅前通りは車がビュンビュンで、横断歩道らしきものもなく、目の前なのにどうやって行けばいいかわかりません。歩こうとしたら車止めだったらしく戻るように手で指示されます。苦労して車道を渡り、駅横の運河の橋を渡ってようやくホテルへ。

 

   まだ午前中ですが、チェックインを受け付けてくれました。少し古いホテルで、ロビーは南洋華僑風という感じです。一昔前のタイのイメージに近いです。

 

 予約の紙を見せます。ここだけ後払いだったのですが、予約の時は11394円だったはずなのに、12229円と言われます。バーツ払いだと3159バーツ、バーツ払いか円払いかと聞かれます。クレジットカードの円払いにしましたが、あとでガイドブックを読むと、円払いだとレートが不利だそうで、バーツ払いの方がいいそうです。

 

 あと6時半から朝食があると言われます。翌日からは朝早くに行動しなければいけない日程なので、朝食抜きにしたつもりだったのですが、そう言われるともったいないので急いで食べようと思います。

 

 部屋は予約の時確認したとおりバスタブ付き。確か三菱製の冷房もありました。東芝製のテレビがありますが、リモコンがつかず、見られません。冷蔵庫はシャープ製のよう。部屋はいちばん広い部屋で、どうも他の部屋はシャワーだけのようでした。ということで荷物を置いて、町へ出かけます。

 もう11時過ぎですので、今日は半日ほどでバンコクのベタな観光地巡りをします。バンコクには「三大寺院」というのがあるそうで、これを回って、余裕があれば、「バックパッカーの聖地」と言われているカオサン通りに行こうと思います。

 バンコク駅周辺ファランポーンという地域のようですが、ここから地下鉄に乗っていきます。実はごく最近まで、この地下鉄はファランポーンが終点だったのですが、新規開通区間ができて、環状線化されたということです。

 

 まず、チャオプラヤ川向こうの「ワットアルン」というところがいちばん行きにくそうなので、そこへ向かいます。そこに行くには、新規開通した部分に乗るのが便利なようですが、ガイドブックには未開通の部分は予定線として点線表示がされているだけで、どこに駅があるのかわかりません。
 
 また苦労して車道を渡り、地下鉄の駅に行きます。地下鉄はMRTといってこの線はブルーラインバンコクというところは水性豊かな地域、言い換えれば地盤が軟弱で、地下鉄建設は不可能と思われていたそうですが、日本が援助して地下鉄を作ったそうです。その旨を書いてある掲示がありました。

 

 自販機で切符を買います。英語表示に切り替えて買いますが、この自販機、画面上で矢印を路線図上の行き先の駅が表示されているところまで持って行ってクリックする、という買い方です。ところがうまくいかず、苦労します。多分ここが一番近いだろう、と推定して「イサラパープ」なる駅までを買います。もっとも、タイの地名は難しく、イスラ何とか、という程度にしか認識できません。

 

 切符といっても丸いプラスチックコイン式。韓国の大邱と同じです。23バーツ。下に降りて電車に乗ります。新しい電車ですが、座席数が少ないです。プラスチック製の椅子。降りるところを間違えないように、駅の数を数えておきます。4つめの駅。

 駅は閑散。外に出るとやはり熱帯の日差しです。多分こっちの方向、と推測して歩いて行きます。途中で曲がって歩いて行くと、おいしそうな屋台がありますが、道を迷わないように、食べるのを見送ります。一回大通りに出て、右へ曲がって歩いて行くと橋があり、こちらではないな、と確認して戻ります。今度は白い塔が見えて、道路を渡りますが、危ないです。あそこだろう、とそっちに向かって歩くと、やはり入口がありました。どうも裏口のようでした。とにかく、「ワットアルン」(「暁の寺」の意味らしいです)にたどり着きます。