写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

05 徳島中央郵便局の女係員(2000年1月5日)

 2000年の四国旅行記続きです。

 

 高松発が9:32。特にどうということのない高徳線を走ります。それでも栗林公園屋島、県境付近で海が見えました。吉野川の長い鉄橋を渡って11:45徳島着。ディーゼルカーは片側クロスシート、片側ロングシートという妙な座席配置の車でした。

 

 徳島駅そのものはローカル風の小さな駅ですが、駅ビルが新築でショッピング街もあり、立派でした。徳島中央郵便局は駅の近くなので難なく見つけました。ここの係員は若い女性です。愛想は良いのですが、私の通帳と預入書をみると、をみると、ギョッとした表情になりました。しばらく固まっていましたが、数秒後、「では手続きします」といって機械を動かしました。その後、何ともとろとろした対応で、ずいぶん時間がかかりました。

 

 その間に別の係員がカードの勧誘をしようとしたので、「よそから来ているんで・・・」というと、「全国共通ですから」といわれて断るのに一苦労。陶器の置物やなんだかいろいろの景品を付けて返してくれましたが、肝心のハンコがかすれています。「旅行の記念にしているので、きちんと押してくれませんか?」というと当惑した表情です。

 

 「徳島、というのをきちんと押して欲しいんですけど・・・」というと、係員は「とくしま・・・」といったきり、不満げな表情を見せました。こういう場合、今まではこころよく押し直してくれていたので、こんな対応は初めて、私も気が動転して、「ま、いいか・・・」なんて言ってしまい、釈然としないまま局を後にしてしまいました。やっぱり気弱です。やたらたくさん景品をくれたので、カバンが重たくなってしまい、閉口しました。これで私の若い女性係員不信は決定的になりました。(何とも大げさですが・・・)

 

 まあ、ややかすれていて、徳島の字が完全に写ってはいませんが、徳島と読めることは読めるので、仕方ないか、とあきらめましたが、なんでこんなことのためにわざわざ四国まで来ているのだろう、と自己嫌悪に陥ってしまいました。

 

 ということで、気落ちして、昼食を食べることもなく、13:10徳島発。またさっきのと同じ座席配置のディーゼルカーです。徳島線吉野川の南を走ります。結構長い鉄橋を何度か渡り、その度、「これが吉野川か?」と思いましたが、全部違っていました。結構混んでいました。川の向こうには高速道路が出来ていて、「こんな所まで高速道路があるのか」と思いました。吉野川の上流地域に入り、佃というところで土讃線と合流、14:53に阿波池田に到着しました。

 

 高校生の時土讃線に一度乗りましたが、このとき、佃から高松に向かう途中、山の上から池田の盆地がよく見えて絶景だったり、スイッチバックがあったりしてぜひもう一度乗りたい区間だったのですが、18きっぷ利用ではうまく行かず、今回は断念しました。

 

 以前来たときは阿波池田駅で白髪のおじさんから、「うなぎめし」の駅弁を買った覚えがありますが、今この駅には駅弁がありません。業者が廃業してしまったようです。しかし徳島の駅弁もなくなってしまいましたし、土讃線では高知にしか駅弁がなく、大変不便なことになってしまいました。ということで待ち時間を持て余し、15:37発の列車で高知に向かいます。この続きは次回に書きます。