写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

16  変わることへの抵抗感

 11月のある日、いつも使っているメールソフトThunderbirdのインターフェース、というのか、デザインが変わっていました。

 

  長年使っていたoutlook expresswindows live メールの更新が終了した際、いちばん雰囲気が似ていたので使うようになったのですが、今回の更新で突然雰囲気が大きく変わっていました。

 

 windowsもときどき更新でデザインや機能といった雰囲気が変わることがありますね。突然雰囲気が変わると違和感を感じて慣れないものです。まして今回は約20年間同じような感じで使っていたものが変わるので違和感が拭えません。

 

 IT業界の人は基本的に新しもの好きなのだと思いますが、こちらは保守的で変わることを嫌います。同じものを使い続ける人です。何か新しい機能がついて「これは便利だ」と実感する場合は新しいものの方を好みますが、単なるデザイン変更や、普段使い慣れていて満足している場合は、変えなくてもいいのに、と思ってしまいます。9月に買い換えたバッグの場合、いまだになじめません。前のバッグが欲しいなあ、といまだに思っています。

 

 ものやパソコンソフト(近頃は「アプリ」というのでしょうか?)だけではなく、日本など、もう30~40年前に社会システムが確立されています。ですから日常生活で困ることがないのに、変わっていくことがあれこれあります。

 

 コンビニもセブンイレブンは自分でお金を投入する方式になりました。以前スーパーで経験しているとはいえ、朝の出勤時など、時間がないので面倒です。ついついまだ店員にお金を渡す方式のローソンに行ってしまいます。まあ、そのうちローソンもそうなる可能性が強いでしょうが。

 

 それに私は現金派です。キャッシュレスなどほとんど利用しません。使いすぎてしまうとか、どれだけ使っているかわからなくなってしまう、という不安があります。カードは過去に不正利用された経験があり、今ひとつ信用できず、ネット通販などやむを得ない場合にしか使っていません。

 

 頑迷固陋、保守退嬰の極みみたいな人で、だから日本は乗り遅れるのだ、その原因を作っているのだ、といわれそうですが、そういう性分なのですね。まあ、嫌々ながら少しずつ慣れていくしかないのでしょう。