写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

17  変化に弱い私と美容室

 昨日の記事で、私は変化を嫌う頑迷固陋、保守退嬰人間である、などと書いていたら変えざるを得ないことが起こりました。だいたい世の中そんなものです。

 

 実は、中年鉄オタの私ですが、髪は札幌駅のJRタワースクエア内のおしゃれな美容室で切ってもらっています。20代のころまでは散髪屋だったのですが、30過ぎて田舎町に越してしばらくたったころ、思い切って札幌のおしゃれな美容室に行ってみるか、と思いたちました。

 

 最初はものすごく勇気がいったのですが、数軒目で気にいった美容室ができ、もうこの美容室に15年ぐらい行っています。今春までは田舎町からわざわざ列車で行っていました。今も電車で通っています。

 

 ただ、以前は田舎でしたから、自宅から何時間もかかってその美容室にたどり着くまで、一軒も道中に美容室がありませんでした。ところが今度は都市部なので、1時間もかからないのに通り道のあちこちに美容室があります。だいたい、今のマンションの北側・東側の向かいも、ともに美容室で、最寄りの駅前には今通っている店と同じ系列の美容室の支店があります。

 

 ですが、こちらに来てからも同じ店に通い続けています。特に男性は、髪を切るところをなかなか変えないらしいですね。以前、警察が犯人を見つけるため張り込みをするところの一つに理髪店があるということを聞いたことがあります。同じところに通い続けるから、だそうです。

 

 ということで、先日、あれこれ考えながらも、また、いつもの美容室に行ったのですが、担当の美容師さんがやめるとのこと。もう担当は4人目。2人目の人が非常に長く、10年以上同じ人だったのですが、その人がやめたあと2人目の人でした。

 

 以前異動になった、今の美容師さんの親友だという前担当者(3人目の人)は系列の札幌市中心部の店にいます。

 

 今は都市部暮らしで、もう田舎町の時と違い、列車乗車の時間的制約で札幌駅近くの美容室にこだわる必要がなくなっています。今の担当者がやめるのならば、前の担当者が上手だったし、札幌市中心部の異動先の店に変えようかと思ったのですが、その前担当者も一緒に会社をやめるとのこと。

 

 12月一ヶ月だけこの2人が同じ店(系列の今まで行っていた店とは別の店)で働くそうです。ということで一回だけそこに行くことにしました。やめる事情は聞きませんでしたが、異動か待遇に不満が生じたのかなあ、と思います。

 

 1月以降、今の美容室を続けるか、今の担当者か前担当者の転職先に行くか、全然違うところに行くか、それとも、もういい年のおじさんだし、また、おとなしく散髪屋に行くか、どうしようかな、と思います。今後どこに行くか、1月まで考えておかなければなりません。この程度の変化にもあれこれ考え込んでしまいました。

 

 私は変わることが苦手ですが、髪を切ってもらっている間、思い切って全然違う店に行くことも検討しようかな、と考え始めました。いつも3回分のカラーチケットを買うのに、今回は買わずに一回分の料金を払ったので、かなり割高になってしまいました。

 

  さて来年、次々回の美容(散髪?)はどうなっていることやら。自分でもどのように行動するのか見当もつきません。