2004年の京都旅行、夜の京都駅ビルの話です。
京都駅ビル見物。なかなか壮観な建物です。なんといっても4階から11階まで一直線に突き抜けている大階段とその横のエスカレーターはすごいです。しかし階段はともかく、エスカレーターを吹きっさらしのところに設置して大丈夫なのかと思います。上の食堂街に和久伝という料亭の支店があるというので覗いてみましたが、やはり値段も高いし、入りにくい雰囲気です。支店でも私の分際では行けそうにありません。東京での金城楼に続き覗くだけで終わりました。
こういうところに入って堂々と食事する身分になることは果たしてあるのでしょうか?結局食堂街の洋食店に入り、1800円だかのセットを食べました。これでも庶民の私にとっては高いのです。
食堂街から駅ビルの伊勢丹の中をこれまた一直線に貫通しているエスカレーターで下におります。こちらは一階まで貫通ですから、これまたすごいです。
食事をする前か後か忘れましたが、帰りの切符を買います。駅職員は青函区間の割引特例を知らず、通常料金の特急券を出します。「割引になるはずですよ」というと「そんなことはない」というので困りましたが、駅員は時刻表を見てやっと割引制度があるのがわかり、ようやく割引の特急券を出してもらいました。初老の人でしたが、もう西日本の駅員は北海道の割引制度を知らなくなっているのですね。
伊勢丹の地下でまた弁当を買います。そして地下鉄京都駅から四条駅に行き、ホテルに入ります。昨日に続いて弁当はまた美味でした。和食を手軽に食べるにはデパ地下弁当の方が私向きのようです。もっと京都デパ地下探訪をしたくなりましたが、次の機会までお預けです。ホテルではみうらじゅんといとうせいこうの「見仏記」のテレビ版をやっていました。京都のローカル局かケーブル局のようでした。