写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

12  2003年12月~2004年1月の旅行の感想

 この旅行は新幹線が八戸開業した頃に書いたものです。あれこれ断片的な感想を残していたのでまとめて掲載します。当時の視点で書いてあります。不自然な文章ですが、読んでやってください。

 

 新幹線八戸開業で所要時間が延びた点について

 八戸開業なのに東京到着時刻が遅くなったのはスーパー北斗スーパー白鳥~はやての乗り継ぎができないからなんですよね。JRは数年前から鉄道での札幌→東京の連絡をあきらめたようです。
 小唄寿しは鮭と鯖の押し寿司です。三味線のばちの形をしたナイフで切って食べます。八戸随一の名物駅弁ですが、今回はあまりおいしくないなあという気がしました。

 

 京都寺めぐりについて

 こうして北海道から京都巡りに何度も出かけると大阪に住んでいたときなぜもっと寺巡りをしなかったのか、と悔やまれます。当時、何度も行ったのですが、寺を見たりはしなかったです。京都の大学にでも行けばよかったかな、とも思いますが、それも住んでいたら何かと用事もあるだろうし、意識してみなかったかも知れないです。
 (この頃)深夜まで起きていたらラジオで平等院阿弥陀如来像を修理するというニュースが流れてきました。平等院のホームページを見ると平成17年8月末まで鳳凰堂内部は見られないそうです。となると次のチャンスは2年後ということになります。今回多少無理しても遠出してみておけば、と思いましたが、 後の祭りです。まあ高校入学するときの春休みに行きましたが、もう20年たっているんですね。まあ行くだけ行っておくという手はあります。

 

 京都御所売店について

 皇室カレンダーは札幌でも売っていましたが、そこでは安売りはしていませんでした。御所の中は決まった時間に少数の人が訪れるだけなので土産物店が成り立つのか不思議です。ここの売店の人はのんきな商売だなあと思います。どうも最近仕事についてあれこれ考えるので、働いている人たちを眺めて「この商売はいいなあ」とか、「これは大変そうだ」「これはできなさそうだ」なんて目で見てしまいます。大学生のときそういう観察をよくしておくべきでした。

 

 嵯峨野と京都駅ビルについて

 常寂光寺という寺もあったそうですが、行く予定に入っていませんでした。この辺のクラスの寺まで含めたらいつまでたってもきりがありませんね。まだまだ「京都の寺はあらかた見た」とは言えないようです。駅ビルは原広司氏だったような気がします。これまた確証がないですが。今度確認しておきましょう。

 

 伊勢丹の地下には吉兆などいくつかの有名料亭の弁当も特設コーナーで売っていましたが、予約制だったようです。値段も3000円から5000円します。私が行ったときにはもう売り切れていました。一度予約して吉兆に行った気になるのもいいかも知れないです。

 

 この次の旅程について

 京都は何度も行ったものの、これまでお寺巡りをするのは団体旅行のときで、個人ではどうしても電車の方に目がいってしまい、あまりやってきませんでした。今度は鎌倉、という気もしますが、鎌倉は前の会社の新入社員研修の休日に行ってみたことがあるのですが、雨に降られて退散しました。その前は江ノ電に乗ったり大仏と鶴岡八幡宮に行った程度です。飛鳥は夏は暑そう、冬に寒いと辛いなあ、と思ってなかなか行けません。歩きまわらなけれないけないようですから。

 

 夏はどこへ行くのかまだわかりませんけど、お寺巡りはもう少し勉強してからということになるでしょうね。朱印集めというのも密かなブームらしいですが、ネットですごいコレクションを見たのでもうやる気が失せました。 

 

 記述ミスについて

 記述ミスがないか心配です。私が不注意でミスが多いだけなのかも知れないですけど、旅行記を書く作家は不特定多数の人に文章を公開するわけですから、宮脇俊三氏のような紀行作家や百寺巡礼の五木寛之氏はもちろん、一般の作家でもうっかりミスをしたら致命的ですね。これまで読んだ本でそういう例は知りませんが、慎重に書いているんでしょうか?私に作家はできないなあ、と思ってしまいます。