私は人付き合いが悪く、友人知人が極めて少ない人です。コロナでよかったことの一つに飲み会がなくなったことがある、と思っているくらいですから、これでは人脈が広がりませんね。
そんな私ですが、こんなことがあります。いつだったか覚えていませんが、若いときのことです。幼稚園のときに同じクラスだった子がその後アメリカに留学して、カーター元大統領の娘と知人になったというのです。カーター氏は1977年から81年までアメリカ大統領だった人物ですね。
ということは、どの程度の付き合いがあったか、まではわからないものの、私の知人の知人の父親が元アメリカ大統領、ということになります。現職のバイデン大統領はカーター氏とおなじ民主党ですから、知り合いの関係でしょう。ということは知人の知人の父親の知人がアメリカ大統領、ということになります。
いつだったか、どこかで、知人の関係を4人たどっていけば、世界中の人はみんなつながる、と聞いたことがあります。4人だったのか、もっと多い人数だったのか、わかりませんが、案外そんなものなのかも知れません。
以前にも、知人の親戚が元法務大臣だったと聞いたことがありますし、この人の人脈をたどれば、政治家は相当つながりそうです。「知人の知人」をたどっていけば菅首相も4~5人目にはつながるのかも知れません。
ただ、有名人とつながっているとか、その程度の与太話ならいいのですが、言い換えれば、それはそれだけ世間は狭い、ということを意味します。このブログだって思いがけない人が読んでいるかも知れません。
実は先日来、ちょっとした対人トラブルが起きて、その知人の知人という人がメッセージを送ってきました。知らない人ですし、余計話が大きくなっては困るので、大変困惑し、もちろん返信はしませんでしたが、かなり不気味に思いました。
このブログ、これまで何でもかんでも書いてきましたが、これからは「思いがけない人が読んでいるかもしれない」と思って書いていった方がいいのかも知れませんね。