昨日も書いたのですが、もうだいぶ前から冬靴がダメになっていて、一部破れてしまい、みっともないのにはき続けていました。冬を控えて、さすがに今冬を今の靴で過ごすのは無理だ、と思っていたのですが、踏ん切りがつかずグズグズしていました。
そうこうしているうちに11月になり、今月中には雪が降るでしょうから、いよいよ切羽詰まってきました。ということで札幌駅のJRタワー内の靴屋に行きました。そもそもいろいろな靴があってどれがいいか今ひとつわかりません。それでも、とある靴にしようと思ったのですが、商品棚の上段と下段の靴がほぼ同じものなのに、かたや上段が14800円。下段の靴が7900円です。
しばらく眺めていましたが、店員が寄ってきたので、安い方の下段の靴の試着を頼みました。ところが私にぴったりのサイズがなく、0.5センチオーバーのものしかありません。どうも安い方の靴は旧モデル、高い方の靴はマイナーチェンジした新モデルのようです。といっても見かけは全く変わらず、靴底がちょっと違っているのと、幅が少し新モデルの方が広いだけでした。
サイズオーバーの安い方の靴を履いてみると、やはり多少ブカブカします。店員は「インソールを入れればいいのでは?」といって持ってきて入れましたが、それでも、ちょっと微妙な感じ。高い方の靴は自分にぴったりのサイズがあるということで持ってきてもらいました。履き比べるとやはり高い方がしっくりきます。
しかし値段が倍近くしますから、躊躇します。「悩むなあ」といってしばらく考えていましたが、足の調子があまりよくないのに、合わない靴を履くとよくないか、と思い、思い切って高い方の靴を買いました。
でもすっきりしません。なぜほぼ同じ靴が旧モデルと新モデルでこれだけ値段が違うのでしょうか?セール品とは言え、ちょっと値段が違いすぎます。だからといって安いサイズ違いの靴を買ったら買ったで「履きにくいなあ」と思いつつ日々を過ごすことになるのでしょう。どっちもどっちで、どっちを買っても釈然としなかったと思います。
こういうことがあるので、私は服とか靴とか、あるいは家電品というものを買うのがあまり好きではないのです。サイズがぴったりのセール品があれば気分がよかったかも知れませんが、そういうまい具合には行かないことが多いです。ということで、ビミョーな気持ちで帰ってきました。
皆さんだったら、こういう場合、高い方と安い方のどちらの商品を買いますか?