写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

74  粉末洗剤と液体洗剤

  世の中は、自分が気にしていない間に、いつの間にか変わってしまう、ということがあるものです。私はそうした変化に適応するのが苦手で、今まであったものがない、と嘆く記事をこれまでにも何度か書きました。

 

 今回は、洗剤についてです。私はいつも、漂白剤入りのものと、入ってないものと、2種類の粉末洗剤を使っていました。白いものを洗うときは漂白剤入り、そうでないものを洗うときは漂白剤なしのもの、と使い分けていたのです。

 

 ところが最近、いつものショッピングセンターに行くと、漂白剤なしの粉末洗剤がありません。漂白剤入りのものだけが辛うじて置いてあります。探し回りましたが、やはりありませんでした。

 

 改めて洗剤売り場を見渡すと、世の中いつの間にか液体洗剤が全盛で、粉末洗剤は隅に追いやられています。これまで全然気づきませんでした。これまでの漂白剤なしの洗剤も、液体の同ブランドものであれば売っています。

 

 ですが、なぜ液体洗剤なのか、という理由がよくわかりません。液体の方が汚れがよく落ちるのか、使用量が少なくなるのか、とにかく、なぜ液体洗剤に粉末洗剤が駆逐されたのかがよくわからないのです。

 

 普通に考えれば、液体の方が重たそうですし、持ち運びには不便であるように思います。それを上回るメリットが液体洗剤にあるのでしょうか?

 

 一見しただけで、これは便利になった、というものなら私でも新しいものを使用します。インターネットなどは便利さを実感して早い段階から使い始めました。ですがIT関係以外で、これは便利になった、というモデルチェンジは少ないように思います。何となく変わっただけで、なじみがなく、違和感を感じることが多いのです。

 

 週末に少し離れたドラッグストアにも行ってみたのですが、やはり漂白剤の入ってない洗剤は液体のものしか置いてありませんでした。そのうち液体洗剤に切り替えなければいけないのかな、とは思いつつも、結局、今回も漂白剤入りの粉末洗剤だけを買って帰ったのでした。

 

 世の中の変化について行けないなあ、と思います。こういう人だから適応障害になるのでしょうが。