昨日、5月5日は「こどもの日」でしたね。私は子供とは全く縁のない暮らしをしています。少子化の原因をつくってしまったひとりなのですが、今更子供を作るわけにも行かず、仕方ないと思っています。
さて、一軒家に住んでいるわけでもなし、鯉のぼりとも全く縁がありません。子供の頃でも鯉のぼりや五月人形は我が家にはありませんでした。端午の節句やこどもの日だからといって特段の行事をした覚えもありません。ゴールデンウィークだったので旅行や外食をした程度だったのでしょう。
現在の話に戻りますが、端午の節句、ということで、いつもは休日お休みの近所の和菓子屋さんが営業していました。いつもは大福を買うことが多いのですが、この日は大福はなく、柏餅とべこ餅が品揃えの中心でした。
そういえば、童謡に「背くらべ」という歌があります。♪柱の傷はおととしの 5月5日の背くらべ ちまき食べ食べ兄さんが 測ってくれた背の丈♪ という歌詞です。5月5日に、いとこと背くらべをして、柱に印をつけていた記憶はありますが、この日に「ちまき」を食べた、という覚えはありません。あれはどのあたりの地方の習慣なのでしょうか?
調べて見ると、関西を中心とした西日本ですが、西日本でも、私が住んでいた金沢・岡山・山口ではこの習慣があまりないようです。私は、「ちまき」というとおこわを竹皮にくるんで蒸した「中華ちまき」のほうが好物です。
一方、北海道では端午の節句にべこ餅を食べる習慣があるそうです。べこ餅、というのは、木の葉形の餅で、茶色と白の2色にしているものが多いそうですが、いつも行く店は茶色一色のものです。この店では通年で置いてあるので、今回は柏餅だけ買いました。
桜餅と違い、柏餅の葉は食べられません。子供の頃、初めて柏餅を食べたとき、桜餅は葉が食べられるのに柏餅は食べられないので、柏餅はあまり好きになれませんでした。
普通のあんこと、みそ餡のものがありました。包んでいる葉の裏表を両者で変えています。なかなかもっちりとしておいしいです。みそ餡は珍しいので特に有り難くいただきました。
と、食べた感想を書いてみればこれだけなのですが、柏餅を食べました、という記事でした。